2016-12-06から1日間の記事一覧

覚え書:「ともに暮らす社会へ:下 認め合い、支え合おう あべけん太さん、山本おさむさん、伊澤雄一さん」、『朝日新聞』2016年08月24日(水)付。

- ともに暮らす社会へ:下 認め合い、支え合おう あべけん太さん、山本おさむさん、伊澤雄一さん 2016年8月24日 あべけん太さん 障害のある人が暮らしやすい社会にしていくためには、どうしたらいいのでしょうか。当事者や支援者たちに、それぞれの立場から…

覚え書:「書評:ノーベル経済学賞 根井雅弘 編著」、『東京新聞』2016年11月20日(日)付。

- ノーベル経済学賞 根井雅弘 編著 2016年11月20日 ◆理論と社会の変化 跡づけ [評者]中沢孝夫=福山大教授 ノーベル経済学賞の意味を問いつつ、賞を授与された学者のそれぞれの「理論」を通して、経済学がどのように進化(深化)、あるいは変化をしてきた…

覚え書:「書評:吉行淳之介 抽象の閃き 加藤宗哉 著」、『東京新聞』2016年11月20日(日)付。

- 吉行淳之介 抽象の閃き 加藤宗哉 著 2016年11月20日 ◆伝説に分け入る読み [評者]勝又浩=文芸評論家 いま神奈川近代文学館で開催されている安岡章太郎展を観(み)ながら、「第三の新人」もこうして歴史のなかに繰り込まれてゆくのかと、ちょっと複雑な…

覚え書:「書評:難民問題 墓田桂 著」、『東京新聞』2016年11月20日(日)付。

- 難民問題 墓田桂 著 2016年11月20日 ◆人道主義の落とし穴 [評者]野崎歓=フランス文学者 著者の講演を聞いて「現実主義的な話をありがとうございました」と礼を述べた聴講者がいたと「あとがき」にある。本書を一読して同じ気持ちである。ただし皮肉まじ…

日記:悪政を批判できない空気を醸成するのに加担するのは間接的な殺人に等しい

新語流行語大賞で再び話題の「保育園落ちた、日本死ね」という悲痛な叫び。これを反愛国的で乱暴だと非難する芸能人らの反応は、足を踏まれてどけてほしいとき、踏んでいる側に「懇願しろ」に近い。次に出てくるのは、踏まれても「声などあげず忍従しろ」だ…