2018-04-19から1日間の記事一覧

覚え書:「寂聴 残された日々:28 稲垣足穂の机 奇妙な天才との出会い」、『朝日新聞』2017年10月12日(木)付。

- 寂聴 残された日々:28 稲垣足穂の机 奇妙な天才との出会い 2017年10月12日 写真・図版 寂聴さんが稲垣足穂からもらった机=徳島県立文学書道館提供 今年は稲垣足穂(たるほ)の没後40年にあたるそうだ。何かでそれを読んだ時、私はかつて書いた自作の…

覚え書:「絶滅危惧種ビジネス―量産される高級観賞魚「アロワナ」の闇 [著]エミリー・ボイト [評者]市田隆(本社編集委員)」、『朝日新聞』2018年02月25日(日)付。

- 絶滅危惧種ビジネス―量産される高級観賞魚「アロワナ」の闇 [著]エミリー・ボイト [評者]市田隆(本社編集委員) [掲載]2018年02月25日 約3千万円で取引されたこともある世界一高価な観賞魚アジアアロワナ。中国などの富裕層に人気は高まる一方で、なぜそ…

覚え書:「少女を殺す100の方法 [著]白井智之 [評者]末國善己(文芸評論家)」、『朝日新聞』2018年02月25日(日)付。

- 少女を殺す100の方法 [著]白井智之 [評者]末國善己(文芸評論家) [掲載]2018年02月25日 白井智之は、全身に人面瘡(そう)ができる奇病が流行した日本など、グロテスクで特殊な設定を活(い)かしたミステリーで注目を集めている。 著者初の短編集とな…

覚え書:「見知らぬ記憶 [著]小林紀晴 [評者]宮田珠己(エッセイスト)」、『朝日新聞』2018年02月25日(日)付。

- 見知らぬ記憶 [著]小林紀晴 [評者]宮田珠己(エッセイスト) [掲載]2018年02月25日■撮るとは? 答えを探り続けて 著者は90年代、アジア各地を旅する日本の若者たちの写真を撮り、インタビューとともにその内面に迫った。『ASIAN JAPANESE』…

日記:課題としての「中間勢力(中間団体)」の再生

- 原発の危険性について無知であったわけではない。一九八〇年代には作家、広瀬隆の『危険な話』が大ベストセラーとなり、各地で反原発闘争があった。しかし、それはいつのまに消えていった。もちろん、まったく消えたのではない。たとえば、私は五、六年前…