日記:核兵器禁止条約に反対して核廃絶には変わりないと詭弁を弄する公明党:戦争は絶対悪。そう繰り返し教えられてきたはずの創価学会員までも、その一部を除き、公明党支持を通して武力を抑止力と言い換え、武器を防衛装備品と言い換えて人殺しの道具を肯定し増強する事態に立ち至っている。

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浜地 雅一
10月28日 22:48 ·
日本が国連での「核兵器法的禁止条約交渉入り」決議に反対した。
一見すると、被爆国の日本がなぜ賛成しないの?
と思われる方も多いと思います。
日本は唯一の被爆国として核なき世界を目指すことに変わりはありません。核兵器は廃絶すべきです。
今回は核なき世界を目指すプロセスが異なるようです。即ち、即時に核兵器を法的禁止にすると、この条約に参加しない国、特に核実験を繰り返す某国などに、いくら核兵器禁止といっても意味がありません。むしろ米国などNPT条約上の核保有国が核兵器禁止となると、某国などは核兵器使用をちらつかせ世界の秩序を崩そうとするでしょう。かえって核の脅威が増す可能性があります。
まずは核実験を全面的に条約で禁止し、次に核保有国が何頭の核兵器を持っているかをお互いに報告した後、計画的に核兵器を減らす条約を締結する地道な努力が大切と感じます。
そうすることで、自分の国だけが核を減らし、他の国は減らしてないのでは?という核保有国間の不信感がなくなります。そして最後は核兵器の法的禁止条約を締結する方法です。
これが日本が目指す現実的なアプローチと思われます。
なお、日本が提出した「核兵器廃絶決議」は米国も含む賛成多数で国連で採択されました。
軍縮問題は理念も大事ですが、どうすれば現実的に目標を達成できるか、また各国が納得できる地道な努力がより大切だと思います。
これは外務大臣政務官時代に軍縮会議に参加した実感の一つです。
※以上の投稿に対し様々ご意見頂いてますが、
核兵器廃絶を目指すのは当然のことです。
法的禁止ではなく、各国の理解を得ながら現実的・効果的に核廃絶を進めるのが日本のアプローチではないかとの趣旨です。私が核廃絶に反対のように読まれた方がいますので、あえて追加しました。
なお、日本は核廃絶決議の提案国でこちらも国連で採択されてます。
また日本は核兵器法的禁止条約交渉には参加します。参加する以上は何が核兵器廃絶によい道筋かをしっかりと示し、その示したアプローチが加速されるよう国際社会に訴えて行く努力を被爆国として先頭に立って進める責任があります。
私はむしろ、日本は核廃絶に向かって世界をリードする役目をこれまで以上に背負うステージに入ったと思います。

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