2018-07-11 覚え書:「折々のことば:947 鷲田清一」、『朝日新聞』2017年11月29日(日)付。 覚え書 - 折々のことば:947 鷲田清一 2017年11月29日 一ばんしりぞけがたい誘惑は何かというと、まったく考えるのを放棄してしまいたいという誘惑よ。 (シモーヌ・ヴェイユ) ◇ それだけが「ただ一つ、これ以上苦しまないですむ方法」だと、炭鉱労働者や失業者を支援し、みずからも工場に入った思想家は言う。断片化された労働、機械の速度への隷従、命令への服従。気がつけば彼女自身が「服従よりもさらにすすんで、何ごともあきらめて受け入れるようになっていた」。『工場日記』(田辺保訳)から。 −−「折々のことば:947 鷲田清一」、『朝日新聞』2017年11月29日(日)付。 - 折々のことば:947 鷲田清一:朝日新聞デジタル 工場日記 (ちくま学芸文庫)posted with amazlet at 18.07.01シモーヌ ヴェイユ 筑摩書房 売り上げランキング: 216,598Amazon.co.jpで詳細を見る