覚え書:「折々のことば:956 鷲田清一」、『朝日新聞』2017年12月08日(金)付。
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折々のことば:956 鷲田清一
2017年12月8日
知る、理解する、というサイエンスの別の機能との関係から切り離された技術は、厄災の源になる。
(千葉聡)
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「害虫」のカタツムリを駆除するために、カタツムリを食べるカタツムリを「自然にやさしい生物農薬」として導入した結果、関係のない他種のカタツムリが全滅した。人間の都合が、生物が長い歴史の中で築いた均衡を壊す「最終兵器」となったと生物学者は言う。小生物の観察を進化の大論争につなげる科学読本『歌うカタツムリ』から。
−−「折々のことば:956 鷲田清一」、『朝日新聞』2017年12月08日(金)付。
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歌うカタツムリ――進化とらせんの物語 (岩波科学ライブラリー)
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