2017-04-16から1日間の記事一覧

覚え書:「政治断簡 領土交渉、アイヌ民族の問い 編集委員・松下秀雄」、『朝日新聞』2016年12月18日(日)付。

- 政治断簡 領土交渉、アイヌ民族の問い 編集委員・松下秀雄 2016年12月18日 10年前に亡くなった萱野茂さんは、アイヌ民族でただ一人、国会議員を務めた人だ。参議院の会議録を開くと、日本とロシアの北方領土交渉をこう評していた。 「北方領土はアイヌの…

覚え書:「【東京エンタメ堂書店】映画「人生フルーツ」 「修一さんと英子さん」の物語」、『朝日新聞』2017年03月20日(月)付。

- 【東京エンタメ堂書店】映画「人生フルーツ」 「修一さんと英子さん」の物語 2017年3月20日 こんな年の取り方、死に方をしたい−。そう思わせる映画が、東京都の小さな映画館「ポレポレ東中野」など各地で公開されています。90歳と87歳の夫婦の物語「人…

覚え書:「【書く人】次世代へ意思のバトン 『言葉はこうして生き残った』編集者・河野通和さん(63)」、『朝日新聞』2017年03月12日(日)付。

- 【書く人】次世代へ意思のバトン 『言葉はこうして生き残った』編集者・河野通和さん(63) 2017年3月12日 河野さんは新旧の中央公論社に三十年、一貫して編集畑を歩み、『婦人公論』『中央公論』の編集長を歴任した。思うところあり、五十四歳で退社。…

覚え書:「書評:血と肉 中山咲 著」、『朝日新聞』2017年03月19日(日)付。

- 血と肉 中山咲 著 2017年3月19日 ◆関わるほど傷も深く [評者]伊藤氏貴=文芸評論家 ホテルとホスピタルは同じ語から派生したものだが、ホスティリティー(敵意)もまた同根である。客と敵とは裏で繋(つな)がっている。他者同士が、上っ面でなく、互い…

覚え書:「世界で人々がおびえている ノーベル賞作家・アレクシエービッチさん」、『朝日新聞』2016年12月16日(金)付。

- 世界で人々がおびえている ノーベル賞作家・アレクシエービッチさん 2016年12月16日スベトラーナ・アレクシエービッチさん=杉本康弘撮影 戦争経験者や原発事故の被災者ら、困難な状況に生きた庶民の声をすくい取ってきた作家・ジャーナリストのスベトラー…