2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

覚え書:「特集ワイド 経済効果は年間2兆3000億円!? 絶好調「ネコノミクス」」、『毎日新聞』2016年4月13日(水)付夕刊。

- 特集ワイド 経済効果は年間2兆3000億円!? 絶好調「ネコノミクス」毎日新聞2016年4月13日 東京夕刊 猫も人もくつろげるよう木をふんだんに使った店内=東京都豊島区西池袋1の「猫カフェMoCHA(モカ)池袋店」で2016年4月6日江戸後期、幕…

覚え書:「書評:新聞投稿に見る百年前の沖縄 上里隆史 著」、『東京新聞』2016年04月10日(日)付。

- 新聞投稿に見る百年前の沖縄 上里隆史 著 2016年4月10日 ◆腹蔵のない庶民の声 [評者]与那覇恵子=東洋英和女学院大教授・近現代日本文学 沖縄最初の新聞である琉球新報の投書欄「読者倶楽部(くらぶ)」に掲載された投稿を、「恋愛・結婚」「つぶやき」…

覚え書:「今週の本棚・新刊 『世界の電気料金を比べてみたら 電力小売自由化研究ノート』=一般社団法人 海外電力調査会・編」、『毎日新聞』2016年4月10日(日)付。

- 今週の本棚・新刊 『世界の電気料金を比べてみたら 電力小売自由化研究ノート』=一般社団法人 海外電力調査会・編毎日新聞2016年4月10日 東京朝刊 (日本電気協会新聞部・1296円) 電力事業は公益事業である。公益事業は本来政府が行うもので、それを…

覚え書:「今週の本棚・新刊 『米朝置土産 一芸一談』=桂米團治・監修」、『毎日新聞』2016年4月10日(日)付。

- 今週の本棚・新刊 『米朝置土産 一芸一談』=桂米團治・監修毎日新聞2016年4月10日 東京朝刊 (淡交社・1620円) 上方落語の復興に尽くした桂米朝が亡くなってはや1年が過ぎた。埋もれていた噺(はなし)を復活させ、研究し、書物にまとめ、さらに多…

覚え書:「憲法を考える:立憲主義と保守 東京工業大学教授・中島岳志さん」、『朝日新聞』2016年04月13日(水)付。

- 憲法を考える:立憲主義と保守 東京工業大学教授・中島岳志さん 2016年4月13日 「今の自民党は党内の異論を認めず、逆らう人間は排除していく。中国共産党に似てきています」=山本和生撮影 ものごとを変えたがらないはずの保守が「憲法を書き換えろ」と言…

覚え書:「普天間なぜ混迷、三つの視点 飛行場返還、日米合意から20年」、『朝日新聞』2016年04月12日(火)付。

- 普天間なぜ混迷、三つの視点 飛行場返還、日米合意から20年 2016年4月12日軍普天間飛行場=本社ヘリから 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の返還に日米両政府が合意してから、12日で20年。返還は当初「5〜7年以内」とされたが、いまだ実現して…

覚え書:「今週の本棚・新刊 『佐藤優さん、神は本当に存在するのですか?』=竹内久美子、佐藤優・著」、『毎日新聞』2016年04月10日(日)付。

- 今週の本棚・新刊 『佐藤優さん、神は本当に存在するのですか?』=竹内久美子、佐藤優・著毎日新聞2016年4月10日 東京朝刊 (文藝春秋・1620円) 動物行動学を専門とする著述家の竹内氏と作家・元外務省主任分析官の佐藤氏による「宗教と科学のガチン…

覚え書:「今週の本棚・新刊 『童謡の近代 メディアの変容と子ども文化』=周東美材・著」、『毎日新聞』2016年04月10日(日)付。

- 今週の本棚・新刊 『童謡の近代 メディアの変容と子ども文化』=周東美材・著毎日新聞2016年4月10日 東京朝刊 周東美材(よしき)・著 (岩波現代全書・2700円) 大正中期から昭和初期にかけての「童謡ブーム」を、メディアの変容と、文化の担い手とし…

覚え書:「今週の本棚:松原隆一郎・評 『非常識な建築業界−「どや建築」という病』=森山高至・著」、『毎日新聞』2016年04月10日(日)付。

- 今週の本棚 松原隆一郎・評 『非常識な建築業界−「どや建築」という病』=森山高至・著毎日新聞2016年4月10日 東京朝刊 (光文社新書・842円)奇天烈さより「リファイニング建築」を 新国立競技場の改築は、呪われたかのようだ。国際コンペでザハ・ハデ…

日記:沖縄の米軍基地を無くすべきではないかという議論をすると「心の闇」という問題に収斂していくようです(棒読み

香ばしい記録として(1)沖縄で女性が殺された件で「米軍ガー」ってのと、アイドルが刺された件で「在日ガー」ってのは同根だと思ってる。— むらけん (@rk24muraken) 2016年5月23日民族差別とか軍隊のあり方とかそんな話してねぇよーだ— むらけん (@rk24mur…

覚え書:「憲法を考える:公共のゆくえ 作家・桐野夏生さん」、『朝日新聞』2016年04月12日(日)付。

- 憲法を考える:公共のゆくえ 作家・桐野夏生さん 2016年4月12日 「ファシズム的な動きを感じます。予兆は必ず、明るく楽観的な顔で忍び寄ってきます」=東京都内、山本和生撮影 一人ひとりが国の意思を決め、そんな個人のために国家はある。敗戦を機に、公…

覚え書:「今週の本棚 渡辺保・評 『佐野碩−人と仕事 1905−1966』=菅孝行・編」、『毎日新聞』2016年04月10日(日)付。

- 今週の本棚 渡辺保・評 『佐野碩−人と仕事 1905−1966』=菅孝行・編毎日新聞2016年4月10日 東京朝刊 (藤原書店・1万260円)心血注いだ俳優教育、実態明らかに 佐野碩(せき)をご存じだろうか。戦前の左翼演劇で活躍した人で、その人生は数奇…

覚え書:「今週の本棚・本と人 『歌舞劇 ヤクシャガーナ』 著者・森尻純夫さん」、『毎日新聞』2016年04月10日(日)付。

- 今週の本棚・本と人 『歌舞劇 ヤクシャガーナ』 著者・森尻純夫さん毎日新聞2016年4月10日 東京朝刊森尻純夫さん=宮間俊樹撮影 (而立書房・2592円)インド南部で湧き上がる文化 森尻純夫(もりじり・すみお)さん 1960−70年代のアングラ劇ブー…

覚え書:「今週の本棚・この3冊 夏目漱石 水村美苗・選」、『毎日新聞』2016年04月10日(日)付。

- 今週の本棚・この3冊 夏目漱石 水村美苗・選毎日新聞2016年4月10日 東京朝刊 <1>坊っちゃん(夏目漱石著/新潮文庫/335円) <2>三四郎(夏目漱石著/新潮文庫/367円) <3>明暗(夏目漱石著/新潮文庫/810円) 没後百年。漱石は日本…

覚え書:「憲法を考える:自民改憲草案・公の秩序:上 国民向け『道徳』、条文に」、『朝日新聞』2016年04月12日(火)付。

- 憲法を考える:自民改憲草案・公の秩序:上 国民向け「道徳」、条文に 2016年4月12日 「他人に迷惑をかけるな」 私を含め多くの人は、幼いころからこんな風に言い聞かされ、育ってきたと思う。 「国民の皆様に対しても多大なご迷惑をおかけしたことをおわ…

覚え書:「文化の扉:日本人と花見 梅から桜、宴の風習庶民にも」、『朝日新聞』2016年04月10日(日)付。

- 文化の扉:日本人と花見 梅から桜、宴の風習庶民にも 2016年4月10日 日本人と花見<グラフィック・下村佳絵> つかの間の生の絶頂と、忍び寄る死の影。桜に寄せる日本人の美意識には特別なものがある。中でも、老若男女がこぞって繰り出す「花見」は、国民…

覚え書:「今週の本棚 鹿島茂・評 『日本人はどこから来たのか?』=海部陽介・著」、『毎日新聞』2016年04月10日(日)付。

- 今週の本棚 鹿島茂・評 『日本人はどこから来たのか?』=海部陽介・著毎日新聞2016年4月10日 東京朝刊 (文藝春秋・1404円)最大の疑問が解かれる日 日本人はどこから来たのか? この問いは古くて新しい。柳田國男が内務官僚から民俗学者に転じたのも…

覚え書:「今週の本棚 持田叙子・評 『江戸おんな歳時記』/『日本文学源流史』」、『毎日新聞』2016年04月10日(日)付。

- 今週の本棚 持田叙子・評 『江戸おんな歳時記』/『日本文学源流史』毎日新聞2016年4月10日 東京朝刊 ◆持田叙子(のぶこ)評『江戸おんな歳時記』=別所真紀子著 (幻戯書房・2484円)『日本文学源流史』=藤井貞和著 (青土社・4536円)両手に花…

覚え書:「今週の本棚 荒川洋治・評 『8号室−コムナルカ住民図鑑』=ゲオルギイ・コヴェンチューク著」、『毎日新聞』2016年04月10日(日)付。

- 今週の本棚 荒川洋治・評 『8号室−コムナルカ住民図鑑』=ゲオルギイ・コヴェンチューク著毎日新聞2016年4月10日 東京朝刊 (群像社・1296円)暮らしを共有する人びとの肖像 ガガの愛称で親しまれたロシアの画家ゲオルギイ・コヴェンチューク(一九三…

日記:民主政治が私たちの生活をよりよいものにするための原理であること、その前提には私たち自身の参加が必要なことをふまえて、政治の現実から理想の社会を構想しよう。

教科書にSEALDs載ってた!!わお!!!政治の現実から理想の社会を構造しよう! pic.twitter.com/o219t5psow— そら (@SoRaa1118) 2016年5月23日清水書院の政治経済です!— そら (@SoRaa1118) 2016年5月23日( まあ、基本的人権の尊重は「わがままだ、ゴルァ…

覚え書:「インタビュー:人工知能が開く未来 ソニーコンピュータサイエンス研究所社長・北野宏明さん」、『朝日新聞』2016年04月09日(土)付。

- インタビュー:人工知能が開く未来 ソニーコンピュータサイエンス研究所社長・北野宏明さん 2016年4月9日 囲碁の世界で、米グーグル傘下の人工知能(AI)「アルファ碁」が世界のトッププロを4勝1敗で下した。「碁はゲームの中で最も難しく、人間が簡単…

覚え書:「著者に会いたい:「アラブの春」と音楽―若者たちの愛国とプロテスト 中町信孝さん [文]守真弓」、『朝日新聞』2016年04月10日(日)付。

- 著者に会いたい 「アラブの春」と音楽―若者たちの愛国とプロテスト 中町信孝さん [文]守真弓 [掲載]2016年04月10日 中町信孝さん=守真弓撮影■ポップスから見る革命と挫折 古文書を読むために留学したエジプトで、最新の音楽に魅了された。初の単著『「ア…

覚え書:「瀬川昌久自選著作集1954−2014 [著]瀬川昌久 [評者]細野晴臣(音楽家)」、『朝日新聞』2016年04月03日(日)付。

- 瀬川昌久自選著作集1954−2014 [著]瀬川昌久 [評者]細野晴臣(音楽家) [掲載]2016年04月03日 [ジャンル]アート・ファッション・芸能 ノンフィクション・評伝 ■日米のジャズ史を克明に記録 音楽を聴くことは、すなわちレコード盤に耳を傾けることだ…

覚え書:「サイロ・エフェクト−高度専門化社会の罠 [著]ジリアン・テット [評者]加藤出」、『朝日新聞』2016年04月03日(日)付。

- サイロ・エフェクト−高度専門化社会の罠 [著]ジリアン・テット [評者]加藤出 [掲載]2016年04月03日 [ジャンル]経済 社会 ■組織の細分化を人類学的に分析 日本の基幹産業として高い技術力で世界を席巻してきた家電・電子産業は、なぜこんなに短期間に凋落…

覚え書:「18 私たちも投票します:参院選の持つ意味は? AKBと考える」、『朝日新聞』2016年04月10日(日)付。

- 18 私たちも投票します:参院選の持つ意味は? AKBと考える 2016年4月10日 ◆第3部・投票するために選挙の仕組みを知る 第1回・衆議院と参議院の違いは 首相が解散できる衆院と3年ごとに選挙がある参院の役割を比べる ◇ 6月から選挙権を得るAKB…

覚え書:「昭和史のかたち:代表的日本人=保阪正康」、『毎日新聞』2016年04月09日(土)付。

- 昭和史のかたち 代表的日本人=保阪正康毎日新聞2016年4月9日 東京朝刊 最終戦争と小日本、柄谷理論 外国人に、日本人の思想や倫理、それに生活規範を知りたいときに読むべき本は何かと聞かれることがある。あるいは日本人として国際社会に注目すべき論を…

覚え書:「アメリカの排日運動と日米関係−「排日移民法」はなぜ成立したか [著]簑原俊洋」、『朝日新聞』2016年04月03日(日)付。

- アメリカの排日運動と日米関係−「排日移民法」はなぜ成立したか [著]簑原俊洋 [掲載]2016年04月03日 [ジャンル]政治 国際 ■愚かな政策、後世に歴史の汚点 米国が「トランプ現象」に揺れている。政争の渦のなかで人種差別と排外思想が勢いづいている。 異…

覚え書:「カルチャロミクス−文化をビッグデータで計測する [著]エレツ・エイデン、ジャン=バティースト・ミシェル」、『朝日新聞』2016年04月03日(日)付。

- カルチャロミクス−文化をビッグデータで計測する [著]エレツ・エイデン、ジャン=バティースト・ミシェル [掲載]2016年04月03日 [ジャンル]IT・コンピューター 社会 ■現代人が手にした新たな「道具」 西暦2000年までの二百年間で、ガン、エイズ、イ…

覚え書:「評伝レヴィナス−生と痕跡 [著]サロモン・マルカ [評者]中村和恵(詩人・明治大学教授・比較文学)」、『朝日新聞』2016年04月03日(日)付。

- 評伝レヴィナス−生と痕跡 [著]サロモン・マルカ [評者]中村和恵(詩人・明治大学教授・比較文学) [掲載]2016年04月03日 [ジャンル]ノンフィクション・評伝 友人や同僚、捕虜収容所の同室者、教え子や師、家族の証言−−本人の言葉も引用されるが、むしろ他…

日記:《日常的ファシズム》の危険な芽に抗するためには

- ヒトラーの政権奪取後、まもなくドイツ各地に強制収容所が建設された。その鉄条網の背後には、コミュニストはじめ平和主義者にいたるまで、ナチズムのいう《民族の敵》が拘禁された。これらの人びとは、いっさいの−−じっさい、ナチ司法すらの−−保護なしに…