2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

覚え書:「無戸籍のまま大人になった34歳 「学ぶ日々」取り戻す」、『朝日新聞』2016年09月07日(水)付。

- 無戸籍のまま大人になった34歳 「学ぶ日々」取り戻す 中塚久美子2016年9月7日 アルバイトの面接を受ける関東地方の女性。履歴書の学歴欄は空白だ(履歴書の一部を消しています) 親の事情で無戸籍のまま大人になり、義務教育を受けられなかった女性2人…

覚え書:「悩んで読むか、読んで悩むか 名作パワーに挫折を越えるヒント サンキュータツオさん [文]サンキュータツオ」、『朝日新聞』2016年11月13日(日)付。

- 悩んで読むか、読んで悩むか 名作パワーに挫折を越えるヒント サンキュータツオさん [文]サンキュータツオ [掲載]2016年11月13日 76年生まれ。漫才コンビ「米粒写経」として活動。一橋大学非常勤講師。『国語辞典の遊び方』など。 ■相談 第一志望の大学…

覚え書:「悩んで読むか、読んで悩むか 距離をとって考えよう、方法は色々 荻上チキさん [文]荻上チキ」、『朝日新聞』2016年11月06日(日)付。

- 悩んで読むか、読んで悩むか 距離をとって考えよう、方法は色々 荻上チキさん [文]荻上チキ [掲載]2016年11月06日 81年生まれ。言論サイト「シノドス」編集長。TBSラジオ「Session−22」パーソナリティー。 ■相談 クラスでいじめ、どうしても…

覚え書:「ひもとく 水俣病の60年 人間としての言葉求め続ける [文]友澤悠季(長崎大学准教授 公害・環境思想史)」、『朝日新聞』2016年12月18日(日)付。

- ひもとく 水俣病の60年 人間としての言葉求め続ける [文]友澤悠季(長崎大学准教授 公害・環境思想史) [掲載]2016年12月18日 穴子を捕らえて満足げな漁師の坂本実さん=1970年12月、水俣湾、塩田武史さん撮影 1956年5月1日、原因不明の奇病…

覚え書:「考・野党 私の見方:3 脱原発、再生への踏み絵 吉原毅さん」、『朝日新聞』2016年09月07日(水)付。

- 考・野党 私の見方:3 脱原発、再生への踏み絵 吉原毅さん 2016年9月7日 吉原毅さん 小泉純一郎元首相とタッグを組み、脱原発運動に取り組む財界人がいる。城南信用金庫の相談役、吉原毅氏。原発問題でいま一つ煮え切らない民進党はどう映っているのだろ…

覚え書:「リレーおぴにおん 本と生きる:3 議論起こすため、本並べる 福嶋聡さん」、『朝日新聞』2016年09月07日(水)付。

- リレーおぴにおん 本と生きる:3 議論起こすため、本並べる 福嶋聡さん 2016年9月7日 福嶋聡さん=滝沢美穂子撮影 大阪の繁華街の大型書店で、店長を務めています。ここ数年、目につくのが、在日コリアンらを攻撃するヘイト本や嫌韓本、嫌中本です。一時…

覚え書:「文化の扉 心重ねる茶の湯 質素な空間、豊かな総合芸術」、『朝日新聞』2016年09月11日(日)付。

- 文化の扉 心重ねる茶の湯 質素な空間、豊かな総合芸術 2016年9月11日 心重ねる茶の湯<グラフィック・高山裕也> 抹茶を点(た)てて客をもてなす「茶の湯」は、工芸や美術、食や作法も含めた総合芸術とも言われます。でも、お茶を飲むというシンプルな行…

覚え書:「死者は語らずとも [著]フィリップ・カー [評者]末國善己(文芸評論家)」、『朝日新聞』2016年12月11日(日)付。

- 死者は語らずとも [著]フィリップ・カー [評者]末國善己(文芸評論家) [掲載]2016年12月11日 [ジャンル]政治 社会 表紙画像 著者:フィリップ・カー、柳沢 伸洋 出版社:PHP研究所 価格:¥ 1,512ブック・アサヒ・コム書店Amazon.co.jp楽天ブックス紀伊國…

覚え書:「宗秋月全集―在日女性詩人のさきがけ [著]宗秋月 [評者]中村和恵(詩人・明治大学教授・比較文学)」、『朝日新聞』2016年12月11日(日)付。

- 宗秋月全集―在日女性詩人のさきがけ [著]宗秋月 [評者]中村和恵(詩人・明治大学教授・比較文学) [掲載]2016年12月11日 [ジャンル]社会 ■路地裏の女たちの声の「氾濫」 自転車でよく、鶴橋のコリアン・マーケットに行った。土地勘のないわたしが大阪に職…

日記:靖國神社で創価学会の三色旗で溢れる日も近いのかな

真珠湾から帰ってきて靖国へ行くの。ふ〜〜ん。稲田防衛相 きょう靖国神社に参拝へ | NHKニュース https://t.co/MFfGUqVoGb— 中沢けい (@kei_nakazawa) 2016年12月28日素で驚きました。ハワイからとんぼ返りしてこれかよ、と。周りが止めろよ(ご本人の知性…

覚え書:「インタビュー 本音の精神科医療 児童精神科医・夏苅郁子さん」、『朝日新聞』2016年09月07日(水)付。

- インタビュー 本音の精神科医療 児童精神科医・夏苅郁子さん 2016年9月7日 「過去は変えられないが、考え方を変えれば、運命は変わります」=天田充佳撮影 写真・図版 精神疾患を抱える人は全国で約320万人。精神科を受診する人は珍しくないが、いまだ…

覚え書:「経済学のすすめ―人文知と批判精神の復権 [著]佐和隆光 [評者]諸富徹(京都大学教授・経済学)」、『朝日新聞』2016年12月11日(日)付。

- 経済学のすすめ―人文知と批判精神の復権 [著]佐和隆光 [評者]諸富徹(京都大学教授・経済学) [掲載]2016年12月11日 [ジャンル]経済 社会 ■「文系軽視」が招く社会の危機 本書は、「国立大学改革プラン」の一環として「文系廃止」を求めた2015年6月の…

覚え書:「少年が来る―新しい韓国の文学15 [著]ハン・ガン [評者]蜂飼耳(詩人・作家)」、『朝日新聞』2016年12月11日(日)付。

- 少年が来る―新しい韓国の文学15 [著]ハン・ガン [評者]蜂飼耳(詩人・作家) [掲載]2016年12月11日 [ジャンル]政治 社会 ■弾圧された人々の傷ひとつずつ 民主化宣言から30年が経過しようとしている韓国は、大統領退任を求める動きに揺れている。196…

覚え書:「犯罪小説集 [著]吉田修一 [評者]市田隆(本社編集委員)」、『朝日新聞』2016年12月11日(日)付。

- 犯罪小説集 [著]吉田修一 [評者]市田隆(本社編集委員) [掲載]2016年12月11日 [ジャンル]社会 ■人生の不可解な「真実」に迫る 犯罪に絡む不幸な人々が織り成す五つの物語。本の帯文に「犯罪によって炙(あぶ)り出される人間の真実」とあるが、それはわか…

覚え書:「インタビュー 格差が深める米の分断 米国社会の変質を分析する社会学者、ロバート・パットナムさん」、『朝日新聞』2016年09月06日(火)付。

- インタビュー 格差が深める米の分断 米国社会の変質を分析する社会学者、ロバート・パットナムさん 2016年9月6日 「子供の間に生まれている格差が、問題を深刻にしている」=マサチューセッツ州ケンブリッジ、金成隆一撮影 写真・図版 米社会の分断が深ま…

覚え書:「コラムニストの眼 ブルキニ禁止 偏見と闘う姿勢、仏は示せ ロジャー・コーエン」、『朝日新聞』2016年09月05日(月)付。

- コラムニストの眼 ブルキニ禁止 偏見と闘う姿勢、仏は示せ ロジャー・コーエン 2016年9月5日 レバノン系オーストラリア人のアヒーダ・ザネッティさんは2004年、めいがヒジャブ(髪を覆うスカーフ)を身につけて動きにくそうに球技をするのを見て、イス…

覚え書:「21世紀の豊かさ [編著]中野佳裕、ジャン=ルイ・ラヴィルほか [評者]杉田敦(政治学者・法政大学教授)」、『朝日新聞』2016年12月11日(日)付。

- 21世紀の豊かさ [編著]中野佳裕、ジャン=ルイ・ラヴィルほか [評者]杉田敦(政治学者・法政大学教授) [掲載]2016年12月11日 [ジャンル]政治 社会 20世紀の社会民主主義は、「民主主義と資本主義の洗練化に貢献し、市場と国家の連携を通じて経済的か…

覚え書:「使用人たちが見たホワイトハウス [著]K・A・ブラウワー [評者]立野純二(本社論説主幹代理)」、『朝日新聞』2016年12月11日(日)付。

- 使用人たちが見たホワイトハウス [著]K・A・ブラウワー [評者]立野純二(本社論説主幹代理) [掲載]2016年12月11日 [ジャンル]政治 社会 欧州の壮麗な宮殿と比べれば、質素というべき国家元首の公館である。装飾は単純で、廊下も狭い。 それなのに独特な…

覚え書:「生命、エネルギー、進化 [著]ニック・レーン [評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論)」、『朝日新聞』2016年12月11日(日)付。

- 生命、エネルギー、進化 [著]ニック・レーン [評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論) [掲載]2016年12月11日 [ジャンル]科学・生物 ■科学の力強さ、ストレートに ここ数年、いや10年間に読んだ中で、科学のおもしろさと力強さをもっと…

日記:なぜ吉田茂は軍人を蛇蝎のごとく嫌ったか

- なぜ吉田は軍人を蛇蝎のごとく嫌ったかについて、その心中を推測していくと、結局は<軍人は人間を知らない。政治を知らない。そして歴史を知らない>という侮蔑感につきあたる。一言でいうなら、「軍人は教養人ではない」という意味だ。むろんこれは日本…

覚え書:「マザー・テレサ「聖人」に バチカンで列聖式、信者集う」、『朝日新聞』2016年09月05日(月)付。

- マザー・テレサ「聖人」に バチカンで列聖式、信者集う ローマ=山尾有紀恵 コルカタ=貫洞欣寛2016年9月5日 バチカンのサンピエトロ広場で4日、列聖式を前にマザー・テレサの写真を掲げる修道女=AP インドのコルカタ(カルカッタ)で貧しい人たちを救…

覚え書:「【東京エンタメ堂書店】幻冬舎・鈴木恵美第二編集局長 生き方の教科書を」、『東京新聞』2016年12月19日(月)付。

- 【東京エンタメ堂書店】幻冬舎・鈴木恵美第二編集局長 生き方の教科書を 2016年12月19日 今年一番のヒット、話題の本…幻冬舎は、ある意味常に最先端の本を追い求めている。編集という仕事の面白いところは、自分がびっくりしたこと、感動したことを本とい…

覚え書:「書評:狂うひと 「死の棘」の妻・島尾ミホ 梯久美子 著」、『東京新聞』2016年12月11日(日)付。

- 狂うひと 「死の棘」の妻・島尾ミホ 梯久美子 著 2016年12月11日 ◆資料を博捜し新たな「神話」 [評者]与那覇恵子=文芸評論家 完璧な喪装で身を包んだ女性のポートレート。梯はその写真から男が死者となってもなお強い所有欲を放つ女を感受し、強く惹(…

覚え書:「書評:犯罪・捜査・メディア 19世紀フランスの治安と文化 ドミニク・カリファ 著」、『東京新聞』2016年12月11日(日)付。

- 犯罪・捜査・メディア 19世紀フランスの治安と文化 ドミニク・カリファ 著 2016年12月11日 ◆歴史の証人になる元警官 [評者]小倉孝誠=慶応大教授 昨年から今年にかけて、フランスは過激化したイスラム教徒によるテロ事件に揺れた。その影響は政治、文…

覚え書:「日本会議って何だ 関連本ブーム、海外メディアも特集」、『朝日新聞』2016年09月05日(月)付夕刊。

- 日本会議って何だ 関連本ブーム、海外メディアも特集 園田耕司2016年9月5日夕刊最近出版された主な日本会議関連の書籍=矢木隆晴撮影 憲法改正運動を進める政治運動団体「日本会議」を取り上げた書籍の出版が相次いでいる。硬いテーマにもかかわらず、いず…

覚え書:「科学の扉 水害予測、どう生かす 都市の浸水、リアルに「再現」、『朝日新聞』2016年09月04日(日)付。

- 科学の扉 水害予測、どう生かす 都市の浸水、リアルに「再現」 2016年9月4日 水害予測、どう生かす<グラフィック・甲斐規裕> 台風10号は水害の脅威を改めてみせつけた。1年前の関東・東北豪雨では切迫感が十分伝わらず、多くの人が取り残された。今後…

覚え書:「書評:年月日 閻連科 著」、『東京新聞』2016年12月11日(日)付。

- 年月日 閻連科 著 2016年12月11日 ◆玉蜀黍の苗を守る話 [評者]藤井省三=東京大教授 閻連科は恐ろしい作家である。たとえば中国版のチャタレー夫人を描いた『人民に奉仕する』は、エロスと政治の物語により読者を慄然(りつぜん)とさせて、中国では発禁…

覚え書:「書評:歌の子詩の子、折口信夫 持田叙子 著」、『東京新聞』2016年12月11日(日)付。

- 歌の子詩の子、折口信夫 持田叙子 著 2016年12月11日 ◆超時代の浪漫を探る [評者]吉田文憲=詩人 「まれびと」や「貴種流離譚」などの名辞で知られる詩人学者・折口信夫(しのぶ)(釈迢空)は、少年期、明治三十年代に盛りをきわめた新体詩・浪漫詩の強…

覚え書:「ビジネス 誰が音楽をタダにした?―巨大産業をぶっ潰した男たち [著]スティーヴン・ウィット [文]梶山寿子(ジャーナリスト)」、『朝日新聞』2016年11月06日(日)付。

- ビジネス 誰が音楽をタダにした?―巨大産業をぶっ潰した男たち [著]スティーヴン・ウィット [文]梶山寿子(ジャーナリスト) [掲載]2016年11月06日 ■徹底調査でスリリングな謎解き 音楽ビジネスは劇的に変化している。ナップスターなどファイル共有ソフ…

日記:「今日では誰も背広という服装がヨオロッパの産物であるとは思っていない」というヨオロッパの栄光

- 前に我々が直ぐにヨオロッパというものと結び付けるのが政治と科学であると書いたが、その政治と科学が今日の我々が知っている形をとったのは確かに十九世紀に入ってからのヨオロッパだった。我々にとっての政治は何かの意味での代議制度とそれに附随する…