2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

覚え書:「記者の目:北星学園大・元朝日記者雇用継続=山下智恵(北海道報道部)」、『毎日新聞』2015年01月27日(火)付。

- 記者の目:北星学園大・元朝日記者雇用継続=山下智恵(北海道報道部) 毎日新聞 2015年01月27日 東京朝刊(写真キャプション)元朝日新聞記者の雇用継続を発表する北星学園大の田村信一学長=札幌市で2014年12月17日、山下智恵撮影 ◇社会一丸で脅…

覚え書:「今週の本棚:岩間陽子・評 『アジア再興−帝国主義に挑んだ志士たち』=パンカジ・ミシュラ著」、『毎日新聞』2015年01月25日(日)付。

- 今週の本棚:岩間陽子・評 『アジア再興−帝国主義に挑んだ志士たち』=パンカジ・ミシュラ著 毎日新聞 2015年01月25日 東京朝刊 (白水社・3672円) ◇脱西欧の視点から語る近代史 サッカーのアジア杯を見るといつも思うことがある。イラクやヨルダンっ…

覚え書:「今週の本棚:海部宣男・評 『原発と大津波 警告を葬った人々』=添田孝史・著」、『毎日新聞』2015年01月25日(日)付。

- 今週の本棚:海部宣男・評 『原発と大津波 警告を葬った人々』=添田孝史・著 毎日新聞 2015年01月25日 東京朝刊 (岩波新書・799円) ◇事実を知ることが、未来への出発点 原発再稼働に、弾みがついている。総理は、「再稼働に求められる安全性は確保さ…

覚え書:「今週の本棚:養老孟司・評 『捏造の科学者−STAP細胞事件』=須田桃子・著」、『毎日新聞』2015年01月25日(日)付。

- 今週の本棚:養老孟司・評 『捏造の科学者−STAP細胞事件』=須田桃子・著 毎日新聞 2015年01月25日 東京朝刊 (文藝春秋・1728円) ◇「大発見」崩壊までを克明に描く 最近大きく報道された事件について、あれこれ考えるのは気が乗らない。大勢の人…

日記:降雪の東京。

2015年の正月。東京では粉雪が舞いましたが、積雪には至らず。昨日1月30日。2015年初の降雪。自宅の周りでも10センチ弱はつもりましたでしょうか。ただ昨年のような豪雪とまではいかず、お昼近くからの雨でだいぶ溶けました。夕刻より、知己の…

覚え書:「「遺骨集約は人権侵害」 アイヌ民族が救済申し立てへ」、『朝日新聞』2015年01月25日(日)付。

- 「遺骨集約は人権侵害」 アイヌ民族が救済申し立てへ 2015年1月25日(写真キャプション)「民族共生の象徴空間」が整備される予定の北海道白老町のポロト湖畔=2014年7月、朝日新聞社ヘリから、堀英治撮影 大学の人類学などの研究用に収集されたアイ…

覚え書:「今週の本棚・新刊:『村上春樹を読む午後』=湯川豊、小山鉄郎・著」、『毎日新聞』2015年01月25日(日)付。

- 今週の本棚・新刊:『村上春樹を読む午後』=湯川豊、小山鉄郎・著 毎日新聞 2015年01月25日 東京朝刊 (文藝春秋・1782円) 文芸評論家と文芸ジャーナリストが対話を重ねて村上作品の魅力を探る一冊。2人とも村上にインタビューをしたこともあり、そ…

覚え書:「今週の本棚・この3冊:特定秘密保護法=宇都宮健児・選」、『毎日新聞』2015年01月25日(日)付。

- 今週の本棚・この3冊:特定秘密保護法=宇都宮健児・選 毎日新聞 2015年01月25日 東京朝刊 <1>秘密保護法 何が問題か−検証と批判(海渡雄一・清水勉・田島泰彦編/岩波書店/2052円) <2>ある北大生の受難−国家秘密法の爪痕(上田誠吉著/花伝社…

覚え書:「今週の本棚:小島ゆかり・評 『森女と一休』=町田宗鳳・著」、『毎日新聞』2015年01月25日(日)付。

- 今週の本棚:小島ゆかり・評 『森女と一休』=町田宗鳳・著 毎日新聞 2015年01月25日 東京朝刊 (講談社・1944円) ◇俗塵のなかで汚れきる 臨済宗大徳寺派大本山、大徳寺四十八世・一休宗純禅師。禅宗の腐敗に抗(あらが)い、多くの奇行ゆえに数々の伝…

覚え書:「特集ワイド:筑波大名誉教授・白川英樹さんの憂い ノーベル賞の裏で科学研究の危機が」、『毎日新聞』2015年01月23日(金)付夕刊。

- 特集ワイド:筑波大名誉教授・白川英樹さんの憂い ノーベル賞の裏で科学研究の危機が 毎日新聞 2015年01月23日 東京夕刊(写真キャプション)「理系の就職が好調と聞きました。うれしいですね」=横浜市青葉区で、小関勉撮影 (写真キャプション)白川さん…

覚え書:「未来への発想委員会:経済成長を問い直す:下」、『朝日新聞』2015年01月24日(土)付。

- 未来への発想委員会:経済成長を問い直す:下 2015年1月24日 「経済成長」は、その社会のあり方や時代背景によって規定される。起業をしやすい環境はあるか。人々はどんな働き方をしているか。資源や環境の制約はどうか。お金を介さない支え合いをどう捉え…

覚え書:「今週の本棚・情報:『丸山眞男集 別集』刊行」、『毎日新聞』2015年01月25日(日)付。

- 今週の本棚・情報:『丸山眞男集 別集』刊行 毎日新聞 2015年01月25日 東京朝刊 岩波書店が、昨年で生誕100年を迎えた丸山眞男の『丸山眞男集 別集』(全5巻、各4536円)を刊行した。昨年12月に第1巻、今年3月に第2巻を発売し、12月までに完…

覚え書:「今週の本棚・本と人:『民主党を見つめ直す 元官房長官・藤村修回想録』 インタビュー・構成、竹中治堅さん」、『毎日新聞』2015年01月25日(日)付。

- 今週の本棚・本と人:『民主党を見つめ直す 元官房長官・藤村修回想録』 インタビュー・構成、竹中治堅さん 毎日新聞 2015年01月25日 東京朝刊 (毎日新聞社・3024円) ◇党再生のヒント、行間に−−竹中治堅(たけなか・はるかた)さん 一度失った国民の…

覚え書:「今週の本棚:沼野充義・評 『幻滅−外国人社会学者が見た戦後日本70年』『ドナルド・キーン わたしの日本語修行』」、『毎日新聞』2015年01月25日(日)付。

- 今週の本棚:沼野充義・評 『幻滅−外国人社会学者が見た戦後日本70年』『ドナルド・キーン わたしの日本語修行』 毎日新聞 2015年01月25日 東京朝刊 ◆『幻滅−外国人社会学者が見た戦後日本70年』=ロナルド・ドーア著 (藤原書店・3024円) ◆『ドナ…

日記:「ピケティのメッセージは、格差を放置せず、平等へ向けた格差縮小の力を創出すること」なのに「格差はあって当然」とすり替えていく連中

- そうしたピケティの主張に励まされつつも、一方で、日本社会では、この主張は「格差拡大は自然の理なのだから、あって当たり前」という歪んだ論理に捻じ曲げられ、現状の放置に逆用されかねない、という不安が募ってきました。 日本では、格差の極端な拡大…

覚え書:「特集ワイド:いかがなものか これはもう沖縄いじめ」、『毎日新聞』2015年01月20日(火)付夕刊。

- 特集ワイド:いかがなものか これはもう沖縄いじめ 毎日新聞 2015年01月20日 東京夕刊 安倍晋三政権による沖縄県へのつれない態度に、怒りの声が上がっている。安倍首相や菅義偉官房長官は、政府が進める米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古へ…

覚え書:「今週の本棚・新刊:『ボケてたまるか! 62歳記者認知症早期治療実体験ルポ』=山本朋史・著」、『毎日新聞』2015年01月25日(日)付。

- 今週の本棚・新刊:『ボケてたまるか! 62歳記者認知症早期治療実体験ルポ』=山本朋史・著 毎日新聞 2015年01月25日 東京朝刊 (朝日新聞出版・1296円) 「最近、もの忘れがひどい」「テレビを見ていて俳優の名前が出てこない」などというのは、ある…

覚え書:「波の音が消えるまで上下 [著]沢木耕太郎」、『朝日新聞』2015年01月18日(日)付。

- 波の音が消えるまで上下 [著]沢木耕太郎 [掲載]2015年01月18日 元サーファーでカメラマンの航平は、バリ島からの帰国途上、マカオでバカラをするうちに「久しぶりに熱くなることができるものを見つけられた」と感じる。謎の老人と出会い、その跡を追って…

覚え書:「病いの共同体―ハンセン病療養所における患者文化の生成と変容 [著]青山陽子 [評者]原武史(明治学院大学教授・政治思想史)」、『朝日新聞』2015年01月18日(日)付。

- 病いの共同体―ハンセン病療養所における患者文化の生成と変容 [著]青山陽子 [評者]原武史(明治学院大学教授・政治思想史) [掲載]2015年01月18日 [ジャンル]政治 社会 ■「みんな」に奉仕する自治会 西武池袋線と西武新宿線にはさまれた東京都の西東京市か…

覚え書:「特集ワイド:NHKの番組で反戦の訴えを遮られた、宝田明さん 『人間として言うべきこと』」、『毎日新聞』2015年01月21日(水)付夕刊。

- 特集ワイド:NHKの番組で反戦の訴えを遮られた、宝田明さん 「人間として言うべきこと」 毎日新聞 2015年01月21日 東京夕刊「あと10年もすれば戦争を体験した人たちはほとんどいなくなる。今やっておかねばならないことが、いろいろあるんじゃないか」…

覚え書:「未来への発想委員会:経済成長を問い直す:上」、『朝日新聞』2015年01月23日(金)付。

- 未来への発想委員会:経済成長を問い直す:上 2015年1月23日 この20年ほどの日本では、「経済成長」は追いかけても手が届かない「逃げ水」のようだった。いつかは手が届くのか。どうすればいいのか。そもそも、成長を手に入れれば幸せになれるのか。朝日…

覚え書:「ルンタ [著]山下澄人 [評者]佐々木敦(批評家・早稲田大学教授)」、『朝日新聞』2015年01月18日(日)付。

- ルンタ [著]山下澄人 [評者]佐々木敦(批評家・早稲田大学教授) [掲載]2015年01月18日 [ジャンル]文芸 ■「生まれてはじめて」の気持ちで 「ルンタ」を読むときは、生まれてはじめて小説を読むような、いや、生まれてはじめて言葉を読むような気持ちで読ま…

覚え書:「鳥たち [著]よしもとばなな [評者]横尾忠則(美術家)」、『朝日新聞』2015年01月18日(日)付。

- 鳥たち [著]よしもとばなな [評者]横尾忠則(美術家) [掲載]2015年01月18日 [ジャンル]文芸 ■磁石のように魂を引き合う2人 この物語は惑星の内部が空洞になっている世界でのできごとのように僕は空想する。空洞の内部の壁には駅前も並木道も、2人の思い…

覚え書:「人喰いの社会史―カンニバリズムの語りと異文化共存 [著]弘末雅士 [評者]三浦しをん(作家)」、『朝日新聞』2015年01月18日(日)付。

- 人喰いの社会史―カンニバリズムの語りと異文化共存 [著]弘末雅士 [評者]三浦しをん(作家) [掲載]2015年01月18日 [ジャンル]人文 ■現実に影響及ぼす「物語」の機能 本書は、「人間は(中略)人喰(く)い話が好きである」という文章ではじまる。ぎくり。…

拙文:「読書:坂野潤治『の日本近代史』講談社 平等を無視し崩壊した民主主義 氏家法雄・評」、『公明新聞』2015年01月26日(月)付。

- の日本近代史 坂野潤治 平等を無視し崩壊した民主主義 東洋哲学研究所委嘱研究員 氏家法雄・評 著者は近代日本に内在する民主主義の豊かな思想を丹念に掘り起こし、その透徹した実証的なリアリズムで政治史の認識を一新してきた。本書はその「自前のデモク…

覚え書:「芥川賞・直木賞に決まって 小野正嗣さん・西加奈子さん寄稿」、『朝日新聞』2015年01月21日(水)付。

- 芥川賞・直木賞に決まって 小野正嗣さん・西加奈子さん寄稿 2015年1月21日 第152回芥川賞は小野正嗣「九年前の祈り」、直木賞は西加奈子「サラバ!」に決まった。創作の原点を寄稿してもらった。 ■土地の「物語」に耳澄ます 芥川賞「九年前の祈り」 小…

覚え書:「ジョン・レディ・ブラック―近代日本ジャーナリズムの先駆者 [著]奥武則 [評者]保阪正康(ノンフィクション作家)」、『朝日新聞』2015年01月18日(日)付。

- ジョン・レディ・ブラック―近代日本ジャーナリズムの先駆者 [著]奥武則 [評者]保阪正康(ノンフィクション作家) [掲載]2015年01月18日 [ジャンル]政治 社会 ■日本語新聞を創刊した英国人 本書を読み進むうちに、ジョン・レディ・ブラックという英国人の生…

覚え書:「アルタッドに捧ぐ [著]金子薫」、『朝日新聞』2015年01月18日(日)付。

- アルタッドに捧ぐ [著]金子薫 [掲載]2015年01月18日 [ジャンル]文芸 大学院試験に失敗し浪人中の本間。「できれば作家になりたい」と持て余した時間に小説を書いていたが、ある日、主人公の少年が本間の「与(あずか)り知らぬところ」で死に、筆が止ま…

覚え書:「『立入禁止』をゆく―都市の足下・頭上に広がる未開地 [著]ブラッドリー・L・ギャレット [評者]角幡唯介(ノンフィクション作家・探検家)」、『朝日新聞』2015年01月18日(日)付。

- 「立入禁止」をゆく―都市の足下・頭上に広がる未開地 [著]ブラッドリー・L・ギャレット [評者]角幡唯介(ノンフィクション作家・探検家) [掲載]2015年01月18日 [ジャンル]アート・ファッション・芸能 ■強硬な都市探検で、真の姿を多角的に 以前、新聞記…

覚え書:「くらしナビ・ライフスタイル:女の我慢は社会の矛盾 日本のフェミニストを映画化」、『毎日新聞』2015年01月20日(火)付。

- くらしナビ・ライフスタイル:女の我慢は社会の矛盾 日本のフェミニストを映画化 毎日新聞 2015年01月20日 東京朝刊(写真キャプション)映画「何を怖れる」より。上野千鶴子さん(左端)、田中美津さん(左から2人目)らフェミニズムにかかわった女性たち…