2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

覚え書:「独紙の特派員「外務省が記事を攻撃」 東京滞在5年、離日に際し告白」、『朝日新聞』2015年04月28日(火)付。

- 独紙の特派員「外務省が記事を攻撃」 東京滞在5年、離日に際し告白 2015年4月28日(写真キャプション)取材に応じるカルステン・ゲルミス記者=独ハンブルク、アンケ・シュレーダー撮影 ドイツ有力紙の元東京特派員が今月、離任に際して書いた「告白」記…

覚え書:「今週の本棚:松原隆一郎・評 『モンサント』=マリー=モニク・ロバン著」、『毎日新聞』2015年04月26日(日)付。

- 今週の本棚:松原隆一郎・評 『モンサント』=マリー=モニク・ロバン著 毎日新聞 2015年04月26日 東京朝刊 (作品社・3672円) ◇遺伝子の知的所有権で世界の食糧を支配 モンサント社は強力な除草剤である「ラウンドアップ」(「一網打尽」の意)とそれ…

覚え書:「今週の本棚・新刊:『レジリエンスとは何か』=枝廣淳子・著」、『毎日新聞』2015年04月26日(日)付。

- 今週の本棚・新刊:『レジリエンスとは何か』=枝廣淳子・著 毎日新聞 2015年04月26日 東京朝刊 (東洋経済新報社・1836円) 「レジリエンス」という言葉が最近、いろいろな分野で聞かれるようになった。本書は、この言葉の幅広さを実に分かりやすく伝…

覚え書:「地方消滅? 森健さんが選ぶ本 [文]森健(ジャーナリスト)」、『朝日新聞』2015年04月19日(日)付。

- 地方消滅? 森健さんが選ぶ本 [文]森健(ジャーナリスト) [掲載]2015年04月19日 ■動けば未来は変えられる 発端は一昨年末と昨年の月刊「中央公論」だ。元総務相の増田寛也氏らが国立社会保障・人口問題研究所(社人研)のデータをもとに各市町村の将来を…

覚え書:「インタビュー:教科書検定「密室」の内側 検定調査審議会の前歴史小委員長・上山和雄さん」、『朝日新聞』2015年04月24日(金)付。

- インタビュー:教科書検定「密室」の内側 検定調査審議会の前歴史小委員長・上山和雄さん2015年04月24日「審議会は国民や社会に責任を持つ存在。だからオープンに」=岩下毅撮影 中学校の教科書の検定や編集でルールが変わり、領土問題や近現代史の記述を…

覚え書:「【意見広告】『国会活動』を行う【正統性の無い議員】は、憲法改正を発議する正統性が無い。」、『朝日新聞』2015年04月21日(火)付。

- I 五名の最高裁判事の補足意見: 1櫻井龍子;2金築く雅志;3岡部喜代子;4山浦善樹;5山崎敏充の5名の最高裁判事は、平成26年最高裁大法廷判決(参院選<選挙区>)の判決文中で、補足意見として、「投票価値の不均衡の是正は、議会制民主主義の…

覚え書:「環りの海−竹島と尖閣−国境地域からの問い [著]琉球新報、山陰中央新報 [評者]吉岡桂子(本社編集委員)」、『朝日新聞』2015年04月19日(日)付。

- 環りの海−竹島と尖閣−国境地域からの問い [著]琉球新報、山陰中央新報 [評者]吉岡桂子(本社編集委員) [掲載]2015年04月19日 [ジャンル]社会 ■暮らす人々の目に映るもの 立つ位置しだいで視点が変わる。暮らす場所によって、風景は変わる。国境の海は地図…

覚え書:「狩り狩られる経験の現象学−ブッシュマンの感応と変身 [著]菅原和孝 [評者]中村和恵(詩人・明治大学教授・比較文学)」、『朝日新聞』2015年04月19日(日)付。

- 狩り狩られる経験の現象学−ブッシュマンの感応と変身 [著]菅原和孝 [評者]中村和恵(詩人・明治大学教授・比較文学) [掲載]2015年04月19日 [ジャンル]社会 ノンフィクション・評伝 ■人間と動物の対等な駆け引き 南部アフリカのボツワナに住む、通称ブッシ…

覚え書:「ニッポンの個人情報−「個人を特定する情報が個人情報である」と信じているすべての方へ [著]鈴木正朝、高木浩光、山本一郎 [評者]荻上チキ(「シノドス」編集長・評論家)」、『朝日新聞』2015年04月19日(日)付。

- ニッポンの個人情報−「個人を特定する情報が個人情報である」と信じているすべての方へ [著]鈴木正朝、高木浩光、山本一郎 [評者]荻上チキ(「シノドス」編集長・評論家) [掲載]2015年04月19日 [ジャンル]社会 ■誤解あり!? 守る仕組み作ろう 本書のサブ…

覚え書:「インタビュー:臨床宗教師という仕事 僧侶・臨床宗教師、金田諦應さん」、『朝日新聞』2015年04月22日(水)付。

−−「【意見広告】『国会活動』を行う【正統性の無い議員】は、憲法改正を発議する正統性が無い。」、『朝日新聞』2015年04月21日(火)付。 - インタビュー:臨床宗教師という仕事 僧侶・臨床宗教師、金田諦應さん 2015年04月22日(写真キャプション)趣味の…

覚え書:「特集ワイド:怒る女性週刊誌 政権批判、読者に押され 原発再稼働、改憲…本当に必要? 家族の生活、命…守れるの」、『毎日新聞』2015年04月22日(水)付夕刊。

- 特集ワイド:怒る女性週刊誌 政権批判、読者に押され 原発再稼働、改憲…本当に必要? 家族の生活、命…守れるの 毎日新聞 2015年04月22日 東京夕刊 芸能ゴシップや美容・健康情報などで華やかな女性週刊誌に“異変”が起きている。安倍晋三政権をストレートに…

覚え書:「恋するソマリア [著]高野秀行 [評者]三浦しをん(作家)」、『朝日新聞』2015年04月19日(日)付。

- 恋するソマリア [著]高野秀行 [評者]三浦しをん(作家) [掲載]2015年04月19日 [ジャンル]社会 ノンフィクション・評伝 ■異文化と通じた瞬間、深い喜び アフリカ東部のソマリア連邦共和国は、無政府状態が二十年以上つづき、「ソマリランド」「プントラン…

覚え書:「エノケンと菊谷栄−昭和精神史の匿れた水脈 [著]山口昌男 [評者]保阪正康(ノンフィクション作家)」、『朝日新聞』2015年04月19日(日)付。

- エノケンと菊谷栄−昭和精神史の匿れた水脈 [著]山口昌男 [評者]保阪正康(ノンフィクション作家) [掲載]2015年04月19日 [ジャンル]人文 社会 表紙画像 著者:山口 昌男 出版社:晶文社 価格:¥ 2,484Amazon.co.jp楽天ブックス紀伊國屋書店ウェブストアTS…

覚え書:「戦国の日本語−五百年前の読む・書く・話す [著]今野真二 [評者]本郷和人(東京大学教授・日本中世史)」、『朝日新聞』2015年04月19日(日)付。

- 戦国の日本語−五百年前の読む・書く・話す [著]今野真二 [評者]本郷和人(東京大学教授・日本中世史) [掲載]2015年04月19日 [ジャンル]歴史 社会 ■繊細に変わる「ことば」を探求 平安時代、ことばを自在に操ることができたのは、貴族と上級の宗教者に限ら…

日記:「なぜ人を殺してはいけないんですか?」と「なぜあなたを殺してはいけないんですか?」という地平の違いから見えてくるもの

- 力をもらうということ たこもまたそういう盛りに、「めいわくかけて ありがとう。」という言葉を残したのだった。「めいわくかけて すみません。」ではなく「ありがとう」。これはそうした寂しい光景のなかでこそ、ぼそりつぶやかれる言葉なのだろう。 め…

覚え書:「インタビュー:自衛隊と邦人救出 元陸上自衛隊陸将の林直人さん・山口浄秀さん」、『朝日新聞』2015年04月21日(火)付。

- インタビュー:自衛隊と邦人救出 元陸上自衛隊陸将の林直人さん・山口浄秀さん 2015年04月21日(写真キャプション)林直人さん=いずれも川村直子撮影 「イスラム国」(IS)による事件をきっかけに、自衛隊を使った邦人人質救出の議論が熱を帯びている。…

覚え書:「プラグマティズム入門講義 [著]仲正昌樹」、『朝日新聞』2015年04月19日(日)付

- プラグマティズム入門講義 [著]仲正昌樹 [掲載]2015年04月19日 [ジャンル]社会 南北戦争後、産業が急成長した19世紀後半から20世紀初頭の米国に登場した米国固有の思想形態を、ジェイムズの『プラグマティズム』とデューイの『哲学の改造』を主な題…

覚え書:「ある日の画家−それぞれの時 [著]酒井忠康 [評者]横尾忠則(美術家)」、『朝日新聞』2015年04月19日(日)付。

- ある日の画家−それぞれの時 [著]酒井忠康 [評者]横尾忠則(美術家) [掲載]2015年04月19日 [ジャンル]文芸 人文 ■能の旅僧のごとく、想いの丈引き出す 画家に転向した35年前、美術評論家の故・東野芳明氏に「君は今の美術的動向しか知らない」と頭から水…

覚え書:「書評:大和屋物語 神崎 宣武 著」、『東京新聞』2015年04月19日(日)付。

- 大和屋物語 神崎 宣武 著 2015年4月19日 ◆色街流のおもてなし 【評者】下川耿史=風俗研究家 大阪ミナミの花街で最後の大茶屋として知られた大和屋が店を閉じたのは二〇〇三(平成十五)年十月、それは大阪における「おもてなし」文化の終焉(しゅうえん)…

覚え書:「テロリズムに抗する思想 アルベール・カミュに学ぶ 寄稿 桃井治郎」、『毎日新聞』2015年04月20日(月)付夕刊。

- テロリズムに抗する思想 アルベール・カミュに学ぶ 寄稿 桃井治郎(中部大学国際関係学部講師、国際関係学) (写真キャプション)チュニスのバルドー博物館周辺で行われたイスラム過激派に抗議する行進で、チュニジアの国旗を振る市民たち=3月29日、…

覚え書:「フォーラム:「格差」どう考えますか?:3 「子どもの貧困」取材で探る」、『朝日新聞』2015年04月19日(日)付。

- フォーラム:「格差」どう考えますか?:3 「子どもの貧困」取材で探る 2015年04月19日(写真キャプション)「てらまっち」で学ぶ子ども=東京都内 読者のみなさんの意見をきく中で、貧困問題、特に「子どもの貧困」への関心が高いことがわかりました。支…

覚え書:「書評:食に生きて 辰巳 芳子 著」、『東京新聞』2015年04月19日(日)付。

- 食に生きて 辰巳 芳子 著 2015年4月19日 ◆美味しさは命と直結 【評者】岸本葉子=エッセイスト 九十歳を迎えた料理研究家の語り下ろしだ。料理研究家の草分けである母浜子のこと。高齢者施設へスープを届ける活動の原点となった父のこと。病で長く寝ついた…

覚え書:「書評:経済学からなにを学ぶか 伊藤 誠 著」、『東京新聞』2015年04月19日(日)付。

- 経済学からなにを学ぶか 伊藤 誠 著 2015年4月19日◆新しい社会民主主義探る 【評者】根井雅弘=京都大教授 国際的に著名なマルクス経済理論家による経済学史が登場した。副題に「その500年の歩み」とあるように、経済学史をケネーの『経済表』やスミス…

覚え書:「書評:廃墟の残響 戦後漫画の原像 桜井 哲夫 著」、『東京新聞』2015年04月19日(日)付。

- 廃墟の残響 戦後漫画の原像 桜井 哲夫 著 2015年4月19日 ◆未来へ発した警告の重さ 【評者】浦辺登=評論家 苛烈な戦場体験の漫画を描いた水木しげるから本書は始まる。すんなりと読み進むことができるのは、NHK朝のドラマ「ゲゲゲの女房」の残像があっ…

拙文:「読書:中田整一『ドクター・ハック』平凡社 戦中、日米間の和平工作に奔走」、『聖教新聞』2015年04月25日(土)付。

- 読書ドクター・ハック 中田整一 著戦中、日米間の和平工作に奔走 戦前・戦中日本の行く末を決定付ける局面に必ずその姿を現わすのが、ドイツ人エージェント、ドクター・ハックことフリードリヒ・ハックだ。 女優・原節子のデビュー作となる日独合作映画「…

覚え書:「戦後70年:戦後の歩み、どう評価 朝日新聞・日独世論調査」、『朝日新聞』2015年04月18日(土)付。

- 戦後70年:戦後の歩み、どう評価 朝日新聞・日独世論調査 2015年04月18日〈1〉これからの日本・ドイツは今より…/〈2〉ヘイトスピーチに関心が…/〈3〉戦後の社会、どう変わった?/〈4〉戦後日本を代表する人物は…/〈5〉この戦争のイメージに影響…

覚え書:「今週の本棚・新刊:『揺らぐ世界 中学生からの大学講義4』=桐光学園・ちくまプリマー新書編集部・編」、『毎日新聞』2015年04月19日(日)付。

- 今週の本棚・新刊:『揺らぐ世界 中学生からの大学講義4』=桐光学園・ちくまプリマー新書編集部・編 毎日新聞 2015年04月19日 東京朝刊 (ちくまプリマー新書・929円) 複数の有識者による「中学生からの大学講義」シリーズの第4巻。講師は、評論家の…

覚え書:「今週の本棚:三浦雅士・評 『東アジア史の実像−岡田英弘著作集6』=岡田英弘・著」、『毎日新聞』2015年04月19日(日)付。

- 今週の本棚:三浦雅士・評 『東アジア史の実像−岡田英弘著作集6』=岡田英弘・著 毎日新聞 2015年04月19日 東京朝刊 ◇『東アジア史の実像−岡田英弘著作集6』 (藤原書店・5940円) ◇モンゴル軸に世界を立体的に見る 岡田英弘著作集第六巻『東アジア史…

覚え書:「今週の本棚:渡辺保・評 『重力との対話−記憶の海辺から山海塾の舞踏へ』=天児牛大・著」、『毎日新聞』2015年04月19日(日)付。

- 今週の本棚:渡辺保・評 『重力との対話−記憶の海辺から山海塾の舞踏へ』=天児牛大・著 毎日新聞 2015年04月19日 東京朝刊 (岩波書店・2160円) ◇人間の身体とはなにかを問う 天児牛大(あまがつうしお)は、今日もっともすぐれた舞踊家の一人である…

覚え書:「村上春樹さん、時代と歴史と物語を語る みんな一生懸命生きている」、『毎日新聞』2015年04月19日(日)付。

- 村上春樹さん、時代と歴史と物語を語るみんな一生懸命生きている(写真キャプション)村上春樹さん=ロンドンで昨年夏、村上春樹事務所提供 −−読者の質問にメールで直接答えるサイトが、大変な質問数とか。 村上 多くて1万ぐらいかと予想していたら、4倍…