2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

覚え書:「記者の目:パレスチナ ユダヤ人らへの襲撃=大治朋子(エルサレム支局)」、『毎日新聞』2015年11月20日(金)付。

- 記者の目:パレスチナ ユダヤ人らへの襲撃=大治朋子(エルサレム支局) 毎日新聞 2015年11月20日 東京朝刊 (写真キャプション)ユダヤ人居住地区につながる検問所で、イスラエル治安当局者に着衣を上げて見せるパレスチナ人の若者。「屈辱的」と反発が強…

覚え書:「ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス [著]滝口悠生 [評者]宮沢章夫(劇作家・演出家)」、『朝日新聞』2015年11月01日(日)付。

- ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス [著]滝口悠生 [評者]宮沢章夫(劇作家・演出家) [掲載]2015年11月01日 [ジャンル]文芸 ■「遠景」感じつつ「最低」を生きる 二〇〇二年に作られた、ある映画を観(み)たのはごく最近だが、印象に残ったのは遠景に原…

覚え書:「ぐにゃり東京―アンダークラスの漂流地図 [著]平井玄 [評者]武田徹(評論家・恵泉女学園大教授)」、『朝日新聞』2015年11月01日(日)付。

- ぐにゃり東京―アンダークラスの漂流地図 [著]平井玄 [評者]武田徹(評論家・恵泉女学園大教授) [掲載]2015年11月01日 [ジャンル]ノンフィクション・評伝 ■2度目の五輪、尊厳なき社会で 「空も水も詩もない日本橋」。1964年の五輪に向けて都市改造が…

覚え書:「日本の精神医学この五〇年 [著]松本雅彦 [評者]柄谷行人(哲学者)」、『朝日新聞』2015年11月01日(日)付。

- 日本の精神医学この五〇年 [著]松本雅彦 [評者]柄谷行人(哲学者) [掲載]2015年11月01日 [ジャンル]医学・福祉 ■米の診断基準導入、病名も概念も変化 本書は日本の精神医学の50年を個人的な臨床経験をもとにふりかえるものである。著者が精神医学に向か…

日記:昼間っから酒を飲んでいる程、暇ではないのでね。

創価学会大っ嫌い界隈に巣食うレイシズムを糾弾したが、相変わらず連中からは無明の闇。御大の名前を使っておいてこのざまだ、情けないぞ。氏家、佐野、バカポチ、巌窟王(わら— Cat Fukao (@cat_fukao) 2015, 11月 29私自身、四六時中twitterを見ているわけ…

覚え書:「学びのみらいを創る:多様性が新しいものを生む 京都大学総長・山極寿一さん」、『朝日新聞』2015年11月18日(水)付。

- 学びのみらいを創る:多様性が新しいものを生む 京都大学総長・山極寿一さん 2015年11月18日京都大学総長・山極寿一さん 大学を社会や世界に通じた「窓」として、野生的で賢い学生を育てる「WINDOW構想」を掲げている。京大は知性の高い学生が入って…

覚え書:「リアルな身体性を表現 『ゾンビ日記 2』 映画監督・押井守さん(64)」、『東京新聞』2015年11月01日(日)付。

- 【書く人】リアルな身体性を表現 『ゾンビ日記 2』 映画監督・押井守さん(64) 2015年11月1日 よみがえった無数の死者が徘徊(はいかい)する都市。そこでゾンビを撃ち続ける主人公の孤独な日々を、独特の語り口でつづった小説『ゾンビ日記』の続編、…

覚え書:「【書く人】400年前へ全身で迫る 『みんな彗星を見ていた 私的キリシタン探訪記』 ノンフィクション作家・星野博美さん(49)」、『東京新聞』2015年10月25日(日)付。

- 【書く人】400年前へ全身で迫る 『みんな彗星を見ていた 私的キリシタン探訪記』 ノンフィクション作家・星野博美さん(49) 2015年10月25日 伊東マンショ、千々石ミゲル、原マルチノに中浦ジュリアン。約四百年前、「天正遣欧使節」としてローマに渡…

覚え書:「書評:フランスという坩堝 ジェラール・ノワリエル 著」、『東京新聞』2015年11月01日(日)付。

- フランスという坩堝 ジェラール・ノワリエル 著 2015年11月1日 ◆移民と国の距離測る [評者]清岡智比古=明治大教授 パリ。マリ系青年が焼きトウモロコシを売り、洗練されたヘジャブ・ファッションの女性が、キッパをかぶった子供とすれ違う。スペイン系…

覚え書:「テロへの手紙FBにつづった遺族が語る 世界から共感」、『朝日新聞』2015年11月22日(日)付。

- テロへの手紙FBにつづった遺族が語る 世界から共感 パリ=渡辺志帆 2015年11月22日(写真キャプション)アントワーヌ・レリスさん=クリストフ・アブラモビッツ氏撮影、ラジオフランス提供 130人が犠牲となった13日のパリ同時多発テロで妻を失いな…

覚え書:「Topics:哲学研究者・長谷川宏さんに聞く 作品、文献から時代読み 話題の著書『日本精神史』」、『毎日新聞』2015年11月17日(火)付夕刊。

- Topics:哲学研究者・長谷川宏さんに聞く 作品、文献から時代読み 話題の著書『日本精神史』 毎日新聞 2015年11月17日 東京夕刊 ヘーゲルの翻訳などで知られる在野の哲学研究者、長谷川宏さんの大著『日本精神史』(講談社)が話題だ。上下巻計10…

覚え書:「書評:日本精神史(上)(下) 長谷川宏 著」、『東京新聞』2015年11月1日(日)付。

- 日本精神史(上)(下) 長谷川宏 著 2015年11月1日 ◆頂点の作品と流れを把握 [評者]鷲田小彌太=思想史家 「日本精神史」、抱負多き主題である。上下で千ページ、大作かつ書き下ろしだ。よく知られる和辻哲郎『日本精神史研究』が、正続とも論文集であ…

覚え書:「書評:宇沢弘文のメッセージ 大塚信一 著」、『東京新聞』2015年11月1日(日)付。

- 宇沢弘文のメッセージ 大塚信一 著 2015年11月1日 ◆人間味ある経済学の真髄 [評者]寺西俊一=一橋大特任教授 著名な経済学者であった宇沢弘文教授が亡くなられてから早くも一年余りが過ぎた。本書は、宇沢教授による不朽の名著『自動車の社会的費用』(…

覚え書:「書評:空海 高村薫 著」、『東京新聞』2015年11月1日(日)付。

- 空海 高村薫 著 2015年11月1日 ◆信仰を追体験する旅 [評者]篠原資明=京都大教授 著名な作家による空海本としては、戦前なら菊池寛、戦後なら司馬遼太郎のものが思い浮かぶが、二十一世紀に新たな一書が加わった。本書が提示する空海とは、まずもって特…

日記:この世で本当の無知と良心的な愚かさほど危険なものはない。

- 今日は非暴力に関してお話しました。ガンディーとキング中心に、沈黙しない勇気、憎悪は憎悪を生む、暴力は問題解決にはならない等々。武力で平和を担保するとか、時代が変わったから憲法9条はどうでもいいという仏法者が跳梁跋扈する時代だからこそ、こ…

覚え書:「「テロとの戦い」見えぬその後 千葉大教授・酒井啓子さんに聞く」、『朝日新聞』2015年11月18日(水)付。

- 「テロとの戦い」見えぬその後 千葉大教授・酒井啓子さんに聞く 2015年11月18日 パリの同時多発テロの直後から、各国首脳が口々に「テロとの戦い」を宣言している。しかし「戦い」の先に何があるのかは、不透明なままだ。中東を専門とする国際政治学者の酒…

覚え書:「地球ING・進行形の現場から>欧州最大の動物愛護施設」、『毎日新聞』2015年11月17日(火)付。

- 地球ING・進行形の現場から>欧州最大の動物愛護施設 2015年11月17日(写真キャプション)子猫の引き取りを希望しティアハイムを訪れたヤーニさん夫婦。張り出された紙を見て生育状況などを確認していた=ベルリン・ティアハイムで4日、中西啓介撮影(…

覚え書:「国策の果て もんじゅの20年:下 原子力開発、根幹への疑問符」、『朝日新聞』2015年11月21日(土)付。

- 国策の果て もんじゅの20年:下 原子力開発、根幹への疑問符 2015年11月21日「もんじゅ」の中央制御室を模したシミュレーター室で原子炉起動準備の操作訓練をする運転員ら=17日、福井県敦賀市、大野正智撮影 高速増殖原型炉もんじゅの運営見直しを原…

覚え書:「耕論:もんじゅ漂流20年 吉岡斉さん、小沢守さん、高村薫さん」、『朝日新聞』2015年11月21日(土)付。

- 耕論:もんじゅ漂流20年 吉岡斉さん、小沢守さん、高村薫さん 2015年11月21日1995年12月のナトリウム漏れ事故からほとんど動いていない高速増殖原型炉もんじゅ。運営の見直しが勧告された。20年もの漂流から何が見えてくるか。国家と技術のある…

覚え書:「ひと:ナビラ・レフマンさん 米無人機攻撃の住民被害を訴えるパキスタンの少女」、『朝日新聞』2015年11月18日(水)付。

- ひと:ナビラ・レフマンさん 米無人機攻撃の住民被害を訴えるパキスタンの少女 2015年11月18日 パキスタンで相次ぐ米国の無人機攻撃による住民被害。その悲劇を伝えようと15日に初来日し、「私が海外でできるのは、罪のない人がたくさん殺されていると声…

覚え書:「米無人機誤爆:負傷の少女、戦争終結させ教育普及を パキスタンから来日、被害訴え」、『毎日新聞』2015年11月16日(月)付。

- 米無人機誤爆:負傷の少女、戦争終結させ教育普及を パキスタンから来日、被害訴え 毎日新聞 2015年11月16日 東京朝刊(写真キャプション)来日したナビラ・レフマンさん=東京都千代田区で2015年11月15日午後8時48分、徳野仁子撮影 来日したナ…

覚え書:「今週の本棚:井波律子・評 『アメリカは食べる。−アメリカ食文化の謎をめぐる旅』=東理夫・著」、『毎日新聞』2015年11月01日(日)付。

- 今週の本棚:井波律子・評 『アメリカは食べる。−アメリカ食文化の謎をめぐる旅』=東理夫・著 毎日新聞 2015年11月01日 東京朝刊 ◆東理夫(ひがし・みちお)著 (作品社・4104円) ◇融合と混淆の変遷浮き彫り 本書は、移民の国アメリカの複雑に絡み合…

覚え書:「今週の本棚:堀江敏幸・評 『写真幻想』=ピエール・マッコルラン著」、『毎日新聞』2015年11月01日(日)付。

- 今週の本棚:堀江敏幸・評 『写真幻想』=ピエール・マッコルラン著 毎日新聞 2015年11月01日 東京朝刊 (平凡社・3456円) ◇時代の不安を払うあたたかな言葉 すでに何冊かの邦訳はあるものの、ピエール・マッコルランの名が日本の読者に浸透している…

覚え書:「今週の本棚:三浦雅士・評 『日本人にとって美しさとは何か』=高階秀爾・著」、『毎日新聞』2015年11月01日(日)付。

- 今週の本棚:三浦雅士・評 『日本人にとって美しさとは何か』=高階秀爾・著 毎日新聞 2015年11月01日 東京朝刊 (筑摩書房・2052円) ◇考えるヒントに満ちたエッセイ集 冒頭の一篇、「日本人の美意識」と副題された「言葉とイメージ」は、「うちの孫…

日記:日本会議化する公明要支援者たち

ツイートのまとめですが、記録として。安田浩一さんの記事。 ごく普通の若者がなぜ「レイシスト」に豹変するのか?〜東大院卒エリートや20代OLまでもが激情する理由 https://t.co/k7M54BKy7Y— Nobuyuki (@nobu_yancha) 2015, 11月 24昨夕、学会の壮年部の人…

覚え書:「昭和史のかたち:中台首脳会談=保阪正康」、『毎日新聞』2015年11月14日(土)付。

- 昭和史のかたち:中台首脳会談=保阪正康 毎日新聞 2015年11月14日 東京朝刊 ◇国民党要人が見た日本軍 「中台初の首脳会談 49年分断以来」(本紙8日朝刊1面)の大見出しを見ながら、私はいくつかの光景や証言を思いだした。毛沢東・周恩来の共産党と蒋…

覚え書:「今週の本棚・新刊:『戦場で書く 火野葦平と従軍作家たち』=渡辺考・著」、『毎日新聞』2015年11月01日(日)付。

- 今週の本棚・新刊:『戦場で書く 火野葦平と従軍作家たち』=渡辺考・著 毎日新聞 2015年11月01日 東京朝刊 (NHK出版・2052円) 「一生がドコカで狂った。どこで狂ったのか」。火野葦平は戦後の代表作『花と龍』の創作ノートにこんな言葉を残した…

覚え書:「今週の本棚・本と人:『虚ろまんてぃっく』 著者・吉村萬壱さん」、『毎日新聞』2015年11月01日(日)付。

- 今週の本棚・本と人:『虚ろまんてぃっく』 著者・吉村萬壱さん 毎日新聞 2015年11月01日 東京朝刊 ◇『虚(うつ)ろまんてぃっく』 (文藝春秋・1836円) ◇安易な救い、着地を拒否 吉村萬壱(よしむら・まんいち)さん まず質問。人間に憎悪を抱いてい…

覚え書:「今週の本棚:内田麻理香・評 『魔女・産婆・看護婦−女性医療家の歴史』=バーバラ・エーレンライクほか著」、『毎日新聞』2015年11月01日(日)付。

- 今週の本棚:内田麻理香・評 『魔女・産婆・看護婦−女性医療家の歴史』=バーバラ・エーレンライクほか著 毎日新聞 2015年11月01日 東京朝刊 ◇バーバラ・エーレンライク、ディアドリー・イングリッシュ著 (法政大学出版局・2808円) ◇女性を呪縛した…

覚え書:「<異例の政治批判>放送の規制強化、BPOに危機感」、『毎日新聞』2015年11月16日(月)付。

- <異例の政治批判>放送の規制強化、BPOに危機感 2015年11月16日(写真キャプション)意見書について説明するBPO放送倫理検証委員会の委員たち=東京都千代田区で6日、須藤唯哉撮影 NHK「クローズアップ現代」のやらせ疑惑を巡り、放送倫理・番…