2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

覚え書:「改憲の足音、公布71年 赤坂真理さん、ピーター・バラカンさんに聞く」、『朝日新聞』2017年11月03日(金)付。

- 改憲の足音、公布71年 赤坂真理さん、ピーター・バラカンさんに聞く 2017年11月3日写真・図版 赤坂真理さん 日本国憲法は3日で公布71年を迎える。衆院の8割が改憲派とされ、最も改憲が近づいた記念日と言えるかもしれない。ただ、熱いのは一部の国会…

覚え書:「みる 若者たちの部屋を撮る」、『朝日新聞』2018年05月19日(土)付。

- みる 若者たちの部屋を撮るみる 若者たちの部屋を撮る 2018年05月19日 物事の比較には、条件をそろえる「規格化」が必要だ。55カ国1200人の若者の部屋を撮るに際し著者が選んだのは部屋の中心に座る若者に天井に据えたレンズを見上げてもらう方法だ…

覚え書:「『ニッポン国VS泉南石綿村』製作ノート [編]原一男+疾走プロダクション [評者]佐伯一麦 (作家)」、『朝日新聞』2018年04月21日(土)付。

- 『ニッポン国VS泉南石綿村』製作ノート [編]原一男+疾走プロダクション [評者]佐伯一麦 (作家) [掲載]2018年04月21日 副題に〈「普通の人」を撮って、おもしろい映画ができるんか?〉とある本書は、タフな表現者を追った「ゆきゆきて、神軍」「全身小…

覚え書:「酒の起源―最古のワイン、ビール、アルコール飲料を探す旅 [著]パトリック・E・マクガヴァン [評者]山室恭子(東工大教授)」、『朝日新聞』2018年04月21日(土)付。

- 酒の起源―最古のワイン、ビール、アルコール飲料を探す旅 [著]パトリック・E・マクガヴァン [評者]山室恭子(東工大教授) [掲載]2018年04月21日 ごきげんバッカスのお通りだ! わーい、愉快愉快。人類が文明を生み出せたのは、お酒のおかげなんだって。…

日記:「自分の義務遂行が犯罪であったことを識っておどろきながらも、決してそのことは理解しない」ルドルフ・ヘス

- もし、私が、この地(クラカウ)で、思いもかけていなかった人間らしさと理解で迎えられなかったならば−−絶対に私は、こうした自己告白、自分の内奥の自我の暴露を、がえんじることもなかったろう。だが、その理解は、私の心の武装を解いた。この人間的理…

覚え書:「折々のことば:922 鷲田清一」、『朝日新聞』2017年11月03日(金)付。

- 折々のことば:922 鷲田清一 2017年11月3日 朝に見て昼には呼びて夜は触れ確かめをらねば子は消ゆるもの (河野裕子) ◇ 口もとを拭い、肌を洗い、むずかる声に安心する。迷い子になるのではないか、神隠しにあうのではないかと、この瞬間も子を案じる…

覚え書:「百貨店の展覧会―昭和のみせもの1945−1988 [著]志賀健二郎 [評者]サンキュータツオ(お笑い芸人、日本語学者)」、『朝日新聞』2018年04月21日(日)付。

- 百貨店の展覧会―昭和のみせもの1945−1988 [著]志賀健二郎 [評者]サンキュータツオ(お笑い芸人、日本語学者) [掲載]2018年04月21日■ワクワクに出会う偶然を提供 百貨店の催事に関する論文を楽しく読んだことがあったので本書を手に取った。著者は…

覚え書:「すごい廃炉―福島第1原発・工事秘録〈2011?17年〉 [写]篠山紀信 [文]木村駿 [評者]椹木野衣 (美術評論家)」、『朝日新聞』2018年04月21日(日)付。

- すごい廃炉―福島第1原発・工事秘録〈2011?17年〉 [写]篠山紀信 [文]木村駿 [評者]椹木野衣 (美術評論家) [掲載]2018年04月21日■何も生産しない技術を競い合う 震災後、福島第一原発の視察で構内に入った。緊張して臨んだが、すでに防護服が必要…

覚え書:「名画の中の料理 [著]メアリー・アン・カウズ [評者]野矢茂樹(立正大教授)」、『朝日新聞』2018年04月21日(日)付。

- 名画の中の料理 [著]メアリー・アン・カウズ [評者]野矢茂樹(立正大教授) [掲載]2018年04月21日■読む「フルコース」をどうぞ 本を読むのは料理を食べることとおんなじなのだ。たんに栄養をとるために料理を食べる人もいる。しかし、やはり料理は味わうべ…

覚え書:「社説 名著ふたたび 混迷の時代だからこそ」、『朝日新聞』2017年11月03日(金)付。

- 社説 名著ふたたび 混迷の時代だからこそ 2017年11月3日 文化の日。深まる秋の一日、時間を見つけ、スマホを脇に置いて、本の世界にゆっくり浸ってみてはどうだろう。 近年、古典や名著と呼ばれる作品が、装いを一新して再登場している。思い切った現代語…

覚え書:「折々のことば:921 鷲田清一」、『朝日新聞』2017年11月02日(木)付。

- 折々のことば:921 鷲田清一 2017年11月2日 本当に叫びたいこと、一人一人の腹の底の、血の吹きだすような訴えに、社会は応えてくれない。だからひどくバラバラ。責任がない。 (岡本太郎) ◇ 「結局は疎外感だけが残る」と続く。一見何でもやれそうに…

覚え書:「憎しみに抗って―不純なものへの賛歌 [著]カロリン・エムケ [評者]齋藤純一(早大教授)」、『朝日新聞』2018年04月21日(土)付。

- 憎しみに抗って―不純なものへの賛歌 [著]カロリン・エムケ [評者]齋藤純一(早大教授) [掲載]2018年04月21日■多様性ゆえの安定、再構築を このところ「ヘイトスピーチ」や「ヘイトクライム」といった「憎しみ」を含む言葉を耳にすることが多くなった。実…

覚え書:「竹内好とその時代―歴史学からの対話 [編]黒川みどり、山田智 [評者]間宮陽介(青山学院大学特任教授(社会経済学))」、『朝日新聞』2018年04月21日(土)付。

- 竹内好とその時代―歴史学からの対話 [編]黒川みどり、山田智 [評者]間宮陽介(青山学院大学特任教授(社会経済学)) [掲載]2018年04月21日■「対立物の一致」を内包する思想 竹内好(よしみ)の風貌(ふうぼう)(本書巻頭の写真)はまったく圧倒的だ。柔…

覚え書:「野蛮なアリスさん [著]ファン・ジョンウン [評者]都甲幸治(早稲田大学教授(アメリカ文学))」、『朝日新聞』2018年04月21日(土)付。

- 野蛮なアリスさん [著]ファン・ジョンウン [評者]都甲幸治(早稲田大学教授(アメリカ文学)) [掲載]2018年04月21日■消えた町、戦争と暴力の記憶 女装ホームレスのアリシアが、再開発で消え去った町、コモリを言葉で蘇(よみがえ)らせる。そこに立ち現れ…

日記:これはお前らの罪だぞ

- だが、われわれにとってこれよりも遥かに重要なのは、われわれがいかにしてみずからわれわれがいかにしてみずからわれわれ自身を照らし出し、審判し、浄化するかということである。上に述べた外部からの弾劾はもはやわれわれの仕事ではない。これに反して…

覚え書:「社説 学び直し 大学の針路探る機会に」、『朝日新聞』2017年11月02日(木)付。

- 社説 学び直し 大学の針路探る機会に 2017年11月2日 安倍内閣が設けた「人生100年時代構想会議」は、社会人が仕事に必要な知識や技術を身につける「学び直し」をテーマの一つにかかげる。 受け皿に想定されているのは大学だ。だが適任かどうかは、教員…

覚え書:「【東京エンタメ堂書店】花開き、舞い散る「桜」の物語」、『東京新聞』2018年04月02日(月)付。

- 【東京エンタメ堂書店】 花開き、舞い散る「桜」の物語 2018年4月2日 今年の桜は例年より早く咲きましたね。五分咲き、満開、葉桜。どれも味わいがあります。もうお花見は終わった方もまだの方も、春本番はこれから。次は本の世界で桜を楽しんでみませんか…

覚え書:「【書く人】補欠人生っていい 『恨みっこなしの老後』 脚本家・橋田寿賀子さん(92)」、『東京新聞』2018年04月29日(日)付。

- 【書く人】 補欠人生っていい 『恨みっこなしの老後』 脚本家・橋田寿賀子さん(92) 2018年4月29日 「おしん」や「渡る世間は鬼ばかり」などのドラマで、普通の人の悲喜こもごもを書いてきた脚本家の橋田寿賀子さんが、自分を楽にする老後の生き方をつ…

覚え書:「書評:雪の階(きざはし) 奥泉光 著」、『東京新聞』2018年04月15日(日)付。

- 雪の階(きざはし) 奥泉光 著 2018年4月15日◆心中事件の謎を幻惑的に [評者]池上冬樹=文芸評論家 『「吾輩は猫である」殺人事件』は夏目漱石の名作、『神器−軍艦「橿原」殺人事件』はメルヴィル『白鯨』と小栗虫太郎『黒死館殺人事件』。このように、…

覚え書:「耕論 平成の政治とは 待鳥聡史さん、佐藤俊樹さん」、『朝日新聞』2017年11月01日(水)付。

- 耕論 平成の政治とは 待鳥聡史さん、佐藤俊樹さん 2017年11月1日グラフィック・野口哲平 自民党の圧勝に終わった衆院選。平成初頭からの政治改革がめざした二大政党制という「夢」は、本当についえたのか。政権交代が遠のいたのは、制度の欠陥ゆえか、社会…

覚え書:「耕論 リベラルを問い直す 山口二郎さん、竹内洋さん、増原裕子さん」、『朝日新聞』2017年10月31日(火)付。

- 耕論 リベラルを問い直す 山口二郎さん、竹内洋さん、増原裕子さん 2017年10月31日写真・図版 グラフィック・佐藤慧祐 衆院選で躍進した立憲民主党。「リベラル」(自由)な価値観を重視する政党との期待がある一方、保守との境界そのものがあいまいとの指…

覚え書:「本のエンドロール 安藤祐介 著」、『東京新聞』2018年04月15日(日)付。

- 本のエンドロール 安藤祐介 著 2018年4月15日◆奥付の奥にある人の想い [評者]カニエ・ナハ=詩人、装幀家 本にもエンドロールがあることに、うかつにも私は、本書を読むまで気づかずにいた。たくさんの本を読んできたのに。詩人の、装幀(そうてい)家の…

覚え書:「日本の初期モダニズム建築家 吉田鋼市 著」、『東京新聞』2018年04月15日(日)付。

- 日本の初期モダニズム建築家 吉田鋼市 著 2018年4月15日◆戦前作品の奥行き、幅 [評者]市川紘司=建築史家 近代建築の歴史は、最大公約数的に言えば、前近代的な様式主義から、機能合理主義や白く抽象的な国際様式への変遷としてまとめられる。本書が焦点…

覚え書:「書評:官僚たちのアベノミクス 異形の経済政策はいかに作られたか 軽部謙介 著」、『東京新聞』2018年04月15日(日)付。

- 官僚たちのアベノミクス 異形の経済政策はいかに作られたか 軽部謙介 著 2018年4月15日◆見せ方だけは巧みに [評者]服部茂幸=同志社大教授 本書は二〇一三年四月に異次元緩和が始まるまでのアベノミクスの形成過程を追跡したものであるが、様々な裏話が…

日記:日常生活と「政治」をどう近づけられるか

- 日常生活と「政治」をどう近づけられるか 内田樹 政治的な意思表示にはいろんなレベルがある。もちろん投票行動もあるだろうけど、それ以外にも、デモをすることもあるし、僕みたいにものを書いて意見を述べることもある。学校で周りの人としゃべることも…

覚え書:「平成とは あの時:2 国連PKO派遣、舞台裏 編集委員・三浦俊章」、『朝日新聞』2017年10月31日(火)付。

- 平成とは あの時:2 国連PKO派遣、舞台裏 編集委員・三浦俊章 2017年10月31日 写真・図版 カンボジア内戦と和平への歩み カンボジアでの国連平和維持活動(PKO)で、日本は初めて自衛隊の陸上部隊を海外に派遣し、戦後の安全保障政策の分岐点となっ…

覚え書:「著者に会いたい フェアトレードタウン―“誰も置き去りにしない”公正と共生のまちづくり 原田さとみさん」、『朝日新聞』2018年05月12日(土)付。

- 著者に会いたい フェアトレードタウン―“誰も置き去りにしない”公正と共生のまちづくり 原田さとみさん著者に会いたい フェアトレードタウン―“誰も置き去りにしない”公正と共生のまちづくり 原田さとみさん 2018年05月12日フェアトレード名古屋ネットワーク…

覚え書:「著者に会いたい バベる!―自力でビルを建てる男 岡啓輔さん」、『朝日新聞』2018年05月05日(土)付。

- 著者に会いたい バベる!―自力でビルを建てる男 岡啓輔さん著者に会いたい バベる!―自力でビルを建てる男 岡啓輔さん 2018年05月05日岡啓輔さん=東京都港区三田、篠田英美撮影■200年もつ「自分の世界」を造る 岡啓輔さん 東京都港区内の一等地。約5…

覚え書:「著者に会いたい プロ野球と鉄道 田中正恭さん」、『朝日新聞』2018年04月28日(土)付。

- 著者に会いたい プロ野球と鉄道 田中正恭さん著者に会いたい プロ野球と鉄道 田中正恭さん 2018年04月28日田中正恭さん■カープ初Vと新幹線の深い関係 田中正恭さん 「カープの初優勝は新幹線のおかげ、かもしれませんよ」 プロ野球の広島東洋カープが初め…

覚え書:「文化の扉 西国三十三所、慈悲の旅 来年開創1300年/「免罪符」求め、観音さまへ」、『朝日新聞』2017年10月29日(日)付。

- 文化の扉 西国三十三所、慈悲の旅 来年開創1300年/「免罪符」求め、観音さまへ 2017年10月29日 写真は各寺院提供/グラフィック・山中位行 日本最古の巡礼の道とされる「西国三十三所(さいこくさんじゅうさんしょ)」は来年、開創1300年を迎える…