2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

覚え書:「世界発2017 インドネシア、かすむ「寛容」 異教徒を攻撃、イスラム強硬派に勢い」、『朝日新聞』2017年07月31日(月)付。

- 世界発2017 インドネシア、かすむ「寛容」 異教徒を攻撃、イスラム強硬派に勢い 2017年7月31日写真・図版 イスカンダル氏 国民の9割近くがイスラム教徒ながら多様性を国是としてきたインドネシアで、イスラム至上主義を掲げ、異教徒に不寛容な強硬派…

覚え書:「悩んで読むか、読んで悩むか どこかに自分の隙間があるはず 穂村弘さん」、『朝日新聞』2017年12月17日(日)付。

- 悩んで読むか、読んで悩むか どこかに自分の隙間があるはず 穂村弘さん悩んで読むか、読んで悩むか どこかに自分の隙間があるはず 穂村弘さん 2017年12月17日 ■相談 打たれ弱く社会に出るのが怖い 社会に出ることが怖いです。人付き合いが苦手で打たれ弱い…

覚え書:「悩んで読むか、読んで悩むか どうぞ堂々とおしゃれをなさって 三浦しをんさん」、『朝日新聞』2017年12月10日(日)付。

- 悩んで読むか、読んで悩むか どうぞ堂々とおしゃれをなさって 三浦しをんさん悩んで読むか、読んで悩むか どうぞ堂々とおしゃれをなさって 三浦しをんさん 2017年12月10日三浦しをん 76年生まれ。作家。『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞。ルポエッセー…

覚え書:「古典百名山 西田幾多郎「善の研究」 大澤真幸が読む」、『朝日新聞』2017年12月17日(日)付。

- 古典百名山 西田幾多郎「善の研究」 大澤真幸が読む古典百名山 西田幾多郎「善の研究」 大澤真幸が読む 2017年12月17日にしだ・きたろう(1870〜1945)。哲学者。■純粋経験から考え直す試み 1911(明治44)年に出版された西田幾多郎の『善の…

日記:すべての子どものウェルビーイング(幸せ)を大切にする「弱さの力」と「つながり」の大切さ

- OECDが重視する「異質な人びとからなる集団で相互に関わり合う」ことが、日本では学力(テストスコア)と対立するか両立困難なものとみなされ、高度経済成長以降の「強さへの志向」を転換できないことが(松下 2009,pp.44-53)、排除する学校、そして…

覚え書:「文化の扉 地獄・極楽へご案内 死後の世界観、罪の自覚・善行促す」、『朝日新聞』2017年07月30日(日)付。

- 文化の扉 地獄・極楽へご案内 死後の世界観、罪の自覚・善行促す 2017年7月30日 「往生要集」に説かれた世界<グラフィック・竹内修一> 写真・図版 この世を去ったらどこへ行くのだろう。地獄か極楽か。その世界観は、平安時代の僧・源信(げんしん)(9…

覚え書:「ひもとく 家庭の食卓はいま−共に食べたい、かなわぬ現実 阿古真理」、『朝日新聞』2017年12月17日(日)付。

- ひもとく 家庭の食卓はいま−共に食べたい、かなわぬ現実 阿古真理ひもとく 家庭の食卓はいま−共に食べたい、かなわぬ現実 阿古真理 2017年12月17日正月の食文化を受け継いで欲しいと、紀文食品は5日、母娘対象の料理教室を開いた=東京都港区 料理は今、…

覚え書:「経験をリセットする−理論哲学から行為哲学へ [著]河本英夫 [評者]宮田珠己(エッセイスト)」、『朝日新聞』2017年11月05日(日)付。

- 経験をリセットする−理論哲学から行為哲学へ [著]河本英夫 [評者]宮田珠己(エッセイスト) [掲載]2017年11月05日 ■世界と自分を変えるために かつて河本さんの『オートポイエーシス』という本を読んだことがある。何が書いてあるのかさっぱりわからなかっ…

覚え書:「政治経済の生態学−スウェーデン・日本・米国の進化と適応 [著]スヴェン・スタインモ [評者]諸富徹(京都大学教授・経済学)」、『朝日新聞』2017年11月05日(日)付。

- 政治経済の生態学−スウェーデン・日本・米国の進化と適応 [著]スヴェン・スタインモ [評者]諸富徹(京都大学教授・経済学) [掲載]2017年11月05日 ■高福祉で高競争力、両立の秘密 グローバル化で福祉国家の維持は困難になるとされてきた。だが、この仮説は…

覚え書:「日曜に想う 一粒の麦、もし死なずば 編集委員・福島申二」、『朝日新聞』2017年07月30日(日)付。

- 日曜に想う 一粒の麦、もし死なずば 編集委員・福島申二 2017年7月30日 「まき髪」 絵・皆川明 紛争にテロ。憎しみの連鎖を断ち切れずにいるこの地上で、一粒の希望の種のような記事を6月末の新聞でみた。 南米コロンビアで、半世紀にわたる闘争を続けて…

覚え書:「特集ワイド 続報真相 首相「20年施行」突然の表明 「改憲」前に進む「壊憲」」、『毎日新聞』2017年05月12日(金)付夕刊。

- 特集ワイド 続報真相 首相「20年施行」突然の表明 「改憲」前に進む「壊憲」毎日新聞2017年5月12日 東京夕刊 安倍晋三首相がダッシュをかけてきた。悲願の憲法改正に向けて、である。憲法記念日の3日には「改正憲法の2020年施行」とのタイムリミッ…

覚え書:「高架線 [著]滝口悠生 [評者]原武史(放送大学教授・政治思想史)」、『朝日新聞』2017年11月05日(日)付。

- 高架線 [著]滝口悠生 [評者]原武史(放送大学教授・政治思想史) [掲載]2017年11月05日 都心と郊外を結ぶ鉄道には、JR中央線のように高架が延々と続く線もあれば、西武新宿線のように高架のほぼない線もある。一方、池袋を起点とする西武池袋線は、四つ…

覚え書:「ティンパニストかく語りき [著]近藤高顯 [評者]佐伯一麦 (作家)」、『朝日新聞』2017年11月05日(日)付。

- ティンパニストかく語りき [著]近藤高顯 [評者]佐伯一麦 (作家) [掲載]2017年11月05日[ジャンル]アート・ファッション・芸能 著者:近藤 高顯 出版社:学研プラス 中学の時に、私が初めてオーケストラの実演に接した曲が、ティンパニが大活躍するブラー…

覚え書:「都市は人なり−Sukurappu ando Birudoプロジェクト 全記録 [著]Chim↑Pom [評者]椹木野衣 (美術評論家)」、『朝日新聞』2017年11月05日(日)付。

- 都市は人なり−Sukurappu ando Birudoプロジェクト 全記録 [著]Chim↑Pom [評者]椹木野衣 (美術評論家) [掲載]2017年11月05日 ■野生で切り拓く冒険的なアート 昨今、美術館での展示を巡る表現規制が目立つ。冒険的な企画の実現…

日記:生活保護の抑制を「バラツキを是正」とすり替え、かつての「大本営発表」を繰り返す公明党。もはや福祉の政党ではない。

国債をどんどん剃って生活保護を抑制したうえで、防衛費は過去最高。これは「どの政党が政権をとっても変わらない基本構造」ではなく自公政権の特徴。おかしな物言いをしなさんな。民衆をバカにするのもたいがいにしましょう。https://t.co/0weHqfiwNe— 氏家…

覚え書:「松尾貴史のちょっと違和感 「辞めろ」コールに敵意むき出し 街頭演説で市民煽る「裸の王様」」、『朝日新聞』2017年07月09日(日)付日曜くらぶ。

- 松尾貴史のちょっと違和感 「辞めろ」コールに敵意むき出し 街頭演説で市民煽る「裸の王様」2017年7月9日 日曜くらぶ =松尾貴史さん作 今回の東京都議選で、投票用紙に「小池百合子」と書いて無効になった票が何枚あったのかが知りたいところだ。そして選…

覚え書:「トラクターの世界史−人類の歴史を変えた「鉄の馬」たち [著]藤原辰史 [評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論)」、『朝日新聞』2017年11月05日(日)付。

- トラクターの世界史−人類の歴史を変えた「鉄の馬」たち [著]藤原辰史 [評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論) [掲載]2017年11月05日[ジャンル]歴史 社会 ■未来のイメージ、体現した存在 エルヴィス・プレスリーが得意満面に乗り回し、…

覚え書:「高倉健−七つの顔を隠し続けた男 [著]森功 [評者]横尾忠則(美術家)」、『朝日新聞』2017年11月05日(日)付。

- 高倉健−七つの顔を隠し続けた男 [著]森功 [評者]横尾忠則(美術家) [掲載]2017年11月05日 ■虚像と実像が刺し違える危うさ 「健さん」の愛称で親しまれた高倉健が逝って3回目の命日(11月10日)が5日後にやってくる。 1960年代の東映任侠(にん…

覚え書:「新しい分かり方 [著]佐藤雅彦 [評者]野矢茂樹(東大教授)」、『朝日新聞』2017年11月05日(日)付。

- 新しい分かり方 [著]佐藤雅彦 [評者]野矢茂樹(東大教授) [掲載]2017年11月05日 ■心地よく見え方をずらされる とりたてて何も考えずに何かを見ているときでも、見ることのうちに「思考」は入り込んでいる。テーブルの上をぼーっと見ているとき、テーブル…

覚え書:「特集ワイド 「改憲しない日本」は変? 安倍首相は「独は50回、他国では当たり前」と批判するが」、『毎日新聞』2017年07月20日(木)付夕刊。

- 特集ワイド「改憲しない日本」は変? 安倍首相は「独は50回、他国では当たり前」と批判するが毎日新聞2017年7月20日 東京夕刊 衆院憲法審査会。早ければ秋の臨時国会に、自民党は改憲案を示す、というが……。右は「普通の国」に疑問を呈した作家・司馬遼…

覚え書:「特集ワイド 貧困が奪う、子どもの学び 安倍政権5年目の今、考えたい 無償化に改憲必要ない」、『毎日新聞』2017年07月13日(木)付夕刊。

- 特集ワイド 貧困が奪う、子どもの学び 安倍政権5年目の今、考えたい 無償化に改憲必要ない毎日新聞2017年7月13日 東京夕刊 NPO法人キッズドアが運営する「みらい塾」では、児童・生徒の習熟度に合わせて、ボランティアの先生が工夫を凝らして教えてい…

覚え書:「書評:オスマン帝国の崩壊 中東における第一次世界大戦 ユージン・ローガン 著」、『東京新聞』2017年11月05日(日)付。

- オスマン帝国の崩壊 中東における第一次世界大戦 ユージン・ローガン 著 2017年11月5日 ◆連合国 ご都合主義の痕跡 [評者]宮田律=現代イスラム研究センター理事長 民族、宗教、ナショナリズムに起因する紛争や暴力が絶え間ないかのように発生する中東イ…

覚え書:「書評:宗麟の海 安部龍太郎 著」、『東京新聞』2017年11月05日(日)付。

- 宗麟の海 安部龍太郎 著 2017年11月5日 ◆「今、ここ」越える心の旅路 [評者]島内景二=電気通信大教授 この小説では、キリシタン大名・大友宗麟(おおともそうりん)の十八歳から四十九歳まで、約三十年の心の旅路が語られる。宗麟の歩みは、作家デビュ…

覚え書:「書評:残像のモダニズム 槇文彦 著」、『東京新聞』2017年11月05日(日)付。

- 残像のモダニズム 槇文彦 著 2017年11月5日 ◆民兵的建築の可能性 [評者]市川紘司=建築史家 槇文彦は一九七〇年代末、公共建築ではなく個人住宅を主戦場に実験的なデザインを展開する若い建築家を指して「野武士」と呼んだ。後ろ盾となるパトロンを持た…

日記:世間を師としてはいけないということ

- まず守るべきは、世間を師としてはいけないということだな。われわれの仲間に折原脩三という人物がいた。「老いる」をテーマに一緒に勉強会をしていた。もう死んだのだけれど。その伝記を伊藤益臣が書いたが、とてもいい伝記なんだ。折原は「世間を裁判官…

覚え書:「折々のことば:825 鷲田清一」、『朝日新聞』2017年07月27日(木)付。

- 折々のことば:825 鷲田清一 2017年7月27日 どんな活動にも、それにふさわしい規模というものがある。 (E・F・シューマッハー) ◇ 国連の加盟国の急増が示すように、20世紀、大国は分裂して小国になる傾向にあった。また人々の「巨大信仰」とは裏…

覚え書:「書評:風刺画とアネクドートが描いたロシア革命 若林悠 著」、『東京新聞』2017年11月05日(日)付。

- 風刺画とアネクドートが描いたロシア革命 若林悠 著 2017年11月5日 ◆社会主義の闇 色濃く [評者]清水勲=戯画・風刺画研究家 風刺画とは、事件の実態や社会の矛盾について、批判を込めて大衆にわかりやすく画で示すものである。 本書は、第一次世界大戦…

覚え書:「ひもとく 行動経済学 不合理な「人間」から考える 大竹文雄」、『朝日新聞』2017年12月10日(日)付。

- ひもとく 行動経済学 不合理な「人間」から考える 大竹文雄ひもとく 行動経済学 不合理な「人間」から考える 大竹文雄 2017年12月10日 太っている人を見て、「あの人は、合理的に太っている」と考えるのが伝統的経済学者である。つまり、人は食事をする時…

覚え書:「子どもの本棚 文様の楽しみ、本の外にも」、『朝日新聞』2017年11月25日(土)付。

- 子どもの本棚 文様の楽しみ、本の外にも子どもの本棚 文様の楽しみ、本の外にも 2017年11月25日 ■「文様えほん」 文様とは、「着るものや日用品、建物などを飾りつけるために描かれた模様」とのこと。日本でも、縄文時代からヘラや竹筒や貝殻や爪を使って…

覚え書:「特集ワイド 『こんな人たち』と国民を分断 安倍さんの本質」、『毎日新聞』2017年07月10日(月)付夕刊。

- 特集ワイド「こんな人たち」と国民を分断 安倍さんの本質毎日新聞2017年7月10日 東京夕刊 「辞めろ」コールに対し、安倍晋三首相が「こんな人たち」と激高する場面もあった街頭演説=東京都千代田区のJR秋葉原駅前で1日、藤井達也撮影 「こんな人たちに…