2018-04-20から1日間の記事一覧

覚え書:「折々のことば:899 鷲田清一」、『朝日新聞』2017年10月11日(水)付。

- 折々のことば:899 鷲田清一 2017年10月11日 へいたいさん、まんしうはさむいそうですね (小沢信男) ◇ 昭和10(1935)年、小学2年生だった作家は、戦地に送る慰問袋に入れるために学校で書かされた慰問文をこう書き出す。「お義理で書いている…

覚え書:「みる ザハ・ハディドの仕事にため息」、『朝日新聞』2018年04月07日(土)付。

- みる ザハ・ハディドの仕事にため息みる ザハ・ハディドの仕事にため息 2018年04月07日『ザハ・ハディド 全仕事』(松下希和・監修)から 新国立競技場の騒動で知名度抜群になったイラク出身の建築家の業績をまとめた本書では、ほとんど宇宙人的な造形感覚…

覚え書:「スーパーインテリジェンス—超絶AIと人類の命運 [著]ニック・ボストロム [評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論)」、『朝日新聞』2018年02月25日(日)付。

- スーパーインテリジェンス—超絶AIと人類の命運 [著]ニック・ボストロム [評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論) [掲載]2018年02月25日■全編覆い尽くす論理的知能偏重 最初から最後まで「?」と「!」の連続。 制御不能な超絶人工知能…

覚え書:「貧困の戦後史—貧困の「かたち」はどう変わったのか [著]岩田正美 [評者]斎藤美奈子(文芸評論家)」、『朝日新聞』2018年02月25日(日)付。

- 貧困の戦後史—貧困の「かたち」はどう変わったのか [著]岩田正美 [評者]斎藤美奈子(文芸評論家) [掲載]2018年02月25日■「社会の病巣」と目をそむけるな ちょっと反省した。日本の貧困について、私は何を見ていたのだろう、と。 もしかしてあなたも思って…

覚え書:「私の視点 ナチスの加害学ぶ独 悲劇繰り返さないために サンドラ・ヘフェリン」、『朝日新聞』2017年10月12日(木)付。

- 私の視点 ナチスの加害学ぶ独 悲劇繰り返さないために サンドラ・ヘフェリン 2017年10月12日写真・図版 サンドラ・ヘフェリンさん 来日して20年の私が驚くこと。それは、日本にはナチスを称賛したり、部分的にではあっても「ヒトラーの何々がよかった」…