ナショナリストは、味方の残虐行為となると非難しないだけではなく、耳にも入らないという、すばらしい才能を持っている
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ナショナリストは、味方の残虐行為となると非難しないだけではなく、耳にも入らないという、すばらしい才能を持っている。
−−オーウェル(小野寺健訳)「ナショナリズムについて」、『オーウェル評論集』岩波文庫、1982年、322頁。
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このオーウェル(George Orwell,1903−1950)の慧眼は、何も「ナショナリスト」にだけ限定される話ではないですよね。
ここに「集団」「党派」「民族」「時代」を入れても当てはまってしまう(´Д`*)
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狂気は個人にあっては稀有なことである。しかし、集団・党派・民族・時代にあっては通例である。
−−ニーチェ(木場深定訳)『善悪の彼岸』岩波文庫、1970年、123頁。
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オーウェル評論集 (1982年) (岩波文庫)
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