日記:日本カトリック正義と平和協議会「抗議声明」(20150919)を読んで
日本カトリック正義と平和協議会「抗議声明」(PDF)
https://drive.google.com/file/d/0B8TJdJtlyU5YcW9HQUtXaGdVRzg/view
カトリック教会は、先の戦争において軍門に下り(上智大学事件および宗教団体法)、戦地に学生を送り出し、信徒に塗炭の苦しみをおわせたことを深く反省しています。
創価学会の前身の創価教育学会は「一宗が滅びることが問題ではない」として、日和らず対峙し続けました。対峙したのは、初代会長の牧口常三郎先生と二代会長戸田城聖先生のおふたりです。
その伝統を有しながら、今、何をやっているのでしょうかと誰何せざるを得ません。
カトリック教会は反省があるからこそ、「いかがなものか」と踏み込むことができました。反省するまでもない輝かしき対峙の歴史を持っている創価学会は今なにをやっているのでしょうか?
ケビン・クレメンツ博士曰わく、「私は深い憂慮の念を持って最近の日本の出来事を見てきました。池田先生とその師牧口常三郎先生・戸田城聖先生の平和主義・反核の立場を強く支持する者のひとりとして、私がとても困惑しているのは、SGI、創価大学、創価女子短期大学が日本国憲法第九条の解釈変更によってもたらせられる日本の軍事力増強に対して、これまで消極的なまでに声をひそめて来たことです。
このような沈黙による自民党への同意は、平和主義と反核の信念で闘いぬいてこられた牧口・戸田両先生の受けられた苦難に対する不正義と言わざるを得ませんし、長年SGIが推進してきた数多くの平和への極めて積極的な提案を無言で覆すことです」。
カトリック信徒のアクトン卿曰わく「権力は腐敗する傾向を持つ,. そして,絶対的権力は絶対的に腐敗する」。
フーコー以前の権力論ですよ、これ。
恥を知れ。