日記:選挙で『魂の殺人』は許せない
しかし、桜井誠が5位とは恐ろしい。出典は8月2日付『朝日新聞』朝刊1面。人類が長い間かけて獲得してきた価値が損なわれようとしていますよ。 pic.twitter.com/E8azKaz2M6
— 氏家法雄 (@ujikenorio) 2016年8月1日
完全に日本終わってるだろこれ。 pic.twitter.com/8Ve88IqNAk
— SANgNAM (@sangnam_lefty) 2016年7月30日
開票99%でヘイト豚(桜井誠)の得票がこの数字とかマジでありえない こいつ街中で醜悪なヘイトデモやってXX人を射殺しろとか、ガス室に送れなんて叫んでた最悪の人種差別主義者だよ こんな奴に11万人以上が投票したとか狂気の沙汰 恥を知れ pic.twitter.com/7RlOZ4w0o8
— TOMO-NI (@TOxMOxNIx67) 2016年7月31日
開票状況を伝える番組、どの区もトップが小池百合子氏であると同時に、上位6人以内に「桜井誠氏」が必ず入っていること、多いところでは4位に着けていることに恐怖を感じずにはいられない。安倍政権の下、差別主義を是とする都民が間違いなく増えてきている、まさに日本全体が病んできている実態だ。
— きむらとも (@kimuratomo) 2016年7月31日
東京都知事選、勝者については驚かない。問題は在特会元代表の桜井誠氏が5位、114,171票で1.7%得票したことだ。この数字は1928年にナチスが首都ベルリンで獲った1.6%を上回る。https://t.co/sJg2eR4F1o pic.twitter.com/B2US3Ki8VV
— Ikuo Gonoï (@gonoi) 2016年7月31日
特定の属性の人間集団を「殺せ」と叫ぶ者たちを、これ以上好き勝手にさせてよいのか。祭りは終わった。これからはレイシズム、差別排外主義を防ぐために誰とでも協力せねばならない。そういう時代だ。これ以上ヘイトクライムを起こさせてはいけない。 https://t.co/helHiCexMX
— Ikuo Gonoï (@gonoi) 2016年7月31日
ベルリンのゲシュタポ本部跡地にある資料館で史料収集をしてきたその日に、都知事選の結果を知る。今から80年程前、極右排外主義が台頭して比較的進歩的だった首都もあっという間に飲み込んでいった。我々は再び危うい時代に足を踏み入れつつある。 pic.twitter.com/lRPYksmIfX
— Ikuo Gonoï (@gonoi) 2016年7月31日
朝日2日声
— きむらゆい (@yuiyuiyui11) 2016年8月1日
選挙で「魂の殺人」は許せない
香山リカさんの投稿
選挙期間中ならばヘイト対策法が定める「本邦外出身者を他地域から排除することを扇動する不当な差別的言動」が公然とできる現状は看過できない
ヘイト対策法との整合性を取るべき pic.twitter.com/HCcpdKB8Ze
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声
選挙で「魂の殺人」は許せない。
精神科医 香山リカ(東京都 56)
ヘイトスピーチの解消を目指す対策法が施行され、ヘイトデモが中止になるなど一定の高価が出ている。そんな中、東京都知事選に数多くのヘイトデモを実施してきた排外主義団体の元会長が立候補した。その街頭演説は耳をふさぎたくなる主張の連続だった。
「20年前、イラン人が路上で覚醒剤を売りつけていた。代わって今、大変な問題を起こしているのはシナ人、朝鮮人だ」などと叫び、在日韓国・朝鮮人らを犯罪や社会保障費と結びつけて「帰れ」と攻撃していた。偶然聞いてしまった当事者は、どれほど衝撃を受けたことか。
表現の自由、公選法の範囲内での選挙活動は尊重されるべきだ。でも、ヘイト対策法との整合性が取れていないのはおかしい。選挙期間中ならば対策法が定める「本邦外出身者を地域社会から排除することを扇動する不当な差別的言動」が公然とできる現状は看過できない。
ヘイトスピーチは「魂の殺人」とも言われる。私の元には、それによって心に傷を負った外国人が治療を求めて訪れる。一日も早く対策が講じられ、ヘイトスピーチなき選挙活動が行われるように願う。
−−「声 選挙で『魂の殺人』は許せない=香山リカ」、『朝日新聞』2016年08月02日(火)付。
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http://www.asahi.com/articles/ASJ7V564DJ7VUWPJ00G.html