2015-10-11から1日間の記事一覧

覚え書:「西欧に映った戦後の日本像 賀川豊彦、日本初のノーベル文学賞候補」、『朝日新聞』2015年10月02日(金)付。

- 西欧に映った戦後の日本像 賀川豊彦、日本初のノーベル文学賞候補 2015年10月2日 公開された1947、48年のノーベル文学賞の選考資料。一番上が賀川豊彦の推薦文=ストックホルムのノーベル図書館 写真・図版 今月発表されるノーベル文学賞で、194…

覚え書:「【書く人】聖域めぐる時代の欲望『「戦跡」の戦後史』 立命館大教授 福間良明さん(46)」、『東京新聞』2015年09月20日(日)付。

- 【書く人】聖域めぐる時代の欲望『「戦跡」の戦後史』 立命館大教授 福間良明さん(46)2015年9月20日 世界文化遺産に登録されている広島の原爆ドームは、被爆の惨禍を今に伝え、核兵器の廃絶と人類の平和を願うシンボルだ。しかし敗戦後しばらくの間は…

覚え書:「書評:戦後サブカル年代記 円堂 都司昭 著」、『東京新聞』2015年09月20日(日)付。

- 戦後サブカル年代記 円堂 都司昭 著 2015年9月20日 ◆終末への指向を指摘 [評者]土佐有明=ライター 二○二○年の東京オリンピック開催は東日本大震災からの復興という物語を少なからず含んでいるが、それはかつて原爆の焦土から立ち上がった先達たちの姿と…

覚え書:「書評:砂の街路図 佐々木 譲 著」、『東京新聞』2015年09月20日(日)付。

- 砂の街路図 佐々木 譲 著 2015年9月20日 ◆父親の死の真相を追って [評者]池上冬樹=文芸評論家 佐々木譲といったら『笑う警官』『警官の血』などの名作から警察小説の名手のイメージがあるだろう。その前は『ベルリン飛行指令』『エトロフ発緊急電』など…

覚え書:「折々のことば 鷲田清一180 ミネルヴァのふくろうは、たそがれ時になってようやく飛びはじめる」、『朝日新聞』2015年10月02日(金)付。

- 折々のことば 鷲田清一 180 ミネルヴァのふくろうは、たそがれ時になってようやく飛びはじめる。 G・W・F・ヘーゲル 哲学は、現実に起こっていることの意味を問い、理解しようとするものだから、つねに現実より遅れる。が、そういう知的な反芻を重ねる…