2016-08-17から1日間の記事一覧

覚え書:「憲法を考える:自民改憲草案・義務:下 国民にも「尊重せよ」、何のため」、『朝日新聞』2016年05月27日(金)付。

- 憲法を考える:自民改憲草案・義務:下 国民にも「尊重せよ」、何のため 2016年5月27日 自民党憲法改正草案は、ダメを押すかのごとく、最後の102条でも、国民に新たな義務を課す。 「全て国民は、この憲法を尊重しなければならない」 草案Q&A集は「…

覚え書:「人工地獄―現代アートと観客の政治学 [著]クレア・ビショップ [評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授)」、『朝日新聞』2016年07月17日(日)付。

- 人工地獄―現代アートと観客の政治学 [著]クレア・ビショップ [評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授) [掲載]2016年07月17日 [ジャンル]アート・ファッション・芸能 ノンフィクション・評伝 ■衝突、不和、政治性、みなアート 絵や彫刻などモノの制作…

覚え書:「感じるスコラ哲学―存在と神を味わった中世 [著]山内志朗 [評者]杉田敦(政治学者・法政大学教授)」、『朝日新聞』2016年07月17日(日)付。

- 感じるスコラ哲学―存在と神を味わった中世 [著]山内志朗 [評者]杉田敦(政治学者・法政大学教授) [掲載]2016年07月17日 [ジャンル]人文 ■聖女たちの官能的な法悦の理由 西洋の教会には、しばしば、「世俗的な人間の常識を破壊するほどの官能的な法悦」を…

覚え書:「魔法の夜 [著]ティーヴン・ミルハウザー [評者]大竹昭子(作家)」、『朝日新聞』2016年07月17日(日)付。

- 魔法の夜 [著]ティーヴン・ミルハウザー [評者]大竹昭子(作家) [掲載]2016年07月17日 [ジャンル]文芸 ■昼間の自分を解き放つ月の光 ミルハウザーは月光の作家だ。陽光ではなく。夜中に屋根を散歩する『三つの小さな王国』のワンシーンは好例だが、人々の…

覚え書:「論壇時評:二つの国民 所属なき人、見えているか 歴史社会学者・小熊英二」、『朝日新聞』2016年05月26日(木)付。

- 論壇時評:二つの国民 所属なき人、見えているか 歴史社会学者・小熊英二 2016年5月26日小熊英二さん=池永牧子撮影 19世紀英国の首相ディズレーリは、英国は「二つの国民」に分断されていると形容した。私見では、現代日本も「二つの国民」に分断されて…