2017-03-17から1日間の記事一覧

覚え書:「天声人語 戦記作家の貫いたもの」、『朝日新聞』2016年11月03日(木)付。

- 天声人語 戦記作家の貫いたもの 2016年11月3日 中国の戦地を舟で移動中、居眠りをして川に転げ落ち、不器用で気弱な小隊長に奇妙な友情を抱く「ぼく」――。先週、99歳で亡くなった作家伊藤桂一さんの直木賞受賞作「蛍の河」を初めて開いた。兵士たちの日…

覚え書:「【東京エンタメ堂書店】<小林深雪の10代に贈る本>雪のように降り積む言葉」、『東京新聞』2017年02月27日(月)付。

- 【東京エンタメ堂書店】<小林深雪の10代に贈る本>雪のように降り積む言葉 2017年2月27日 「朝、目覚めた時、世界中が白い雪でおおわれていたら、どんなに楽しいだろう。」。キーツの絵本『ゆきのひ』の一節です。冬のハイライトはやっぱり雪。雪の本を…

覚え書:「【書く人】全てを認め、愛になる 『そのままのキミがすき』『あなたなんてだいきらい』絵本作家・きむらゆういちさん(68)」、『東京新聞』2017年02月19日(日)付。

- 【書く人】全てを認め、愛になる 『そのままのキミがすき』『あなたなんてだいきらい』絵本作家・きむらゆういちさん(68) 2017年2月19日 「ごあいさつあそび」など赤ちゃん向けのシリーズや「あらしのよるに」などの作品で知られるきむらゆういちさん…

覚え書:「書評:徳川家康 笠谷和比古 著」、『東京新聞』2017年02月19日(日)付。

- 徳川家康 笠谷和比古 著 2017年2月19日 ◆腹黒イメージを拭う指摘 [評者]渡邊大門=歴史学者 重厚な研究史がある徳川家康の生涯に果敢に挑んだ一冊である。著者は近世史研究の泰斗で、とりわけ家康の問題では、家康の源氏改姓問題、関ケ原合戦、大坂の陣…

覚え書:「押しつけ憲法論は現実逃避 きょう公布70年 編集委員・大野博人」、『朝日新聞』2016年11月03日(木)付。

- 押しつけ憲法論は現実逃避 きょう公布70年 編集委員・大野博人 2016年11月3日 日本国憲法は3日、公布から70年を迎えた。短くはない年月にもかかわらず、それが「押しつけ」だったと問題視する動きが再び出ている。まもなく始まる衆院憲法審査会でも「…