2017-06-11から1日間の記事一覧

覚え書:「終わりと始まり トランプ大統領と「事実」 真偽の彼岸に立つ国家 池澤夏樹」、『朝日新聞』2017年03月01日(水)付夕刊。

- 終わりと始まり トランプ大統領と「事実」 真偽の彼岸に立つ国家 池澤夏樹 2017年3月1日 トランプ大統領については言うべきことが多すぎる。誰でも何か言いたくなるし、言えることはいくらでもある。だが何を言っても本人には届かない。馬の耳になんまんだ…

覚え書:「巴水の日本憧憬 [画]川瀬巴水 [文]林望 [評者]横尾忠則(美術家)」、『朝日新聞』2017年05月14日(日)付。

- 巴水の日本憧憬 [画]川瀬巴水 [文]林望 [評者]横尾忠則(美術家) [掲載]2017年05月14日 [ジャンル]アート・ファッション・芸能 ■暗い旅情を誘う夜景に魅せられ 夜の帳(とばり)が下りる頃の巴水(はすい)のザワザワさせる夜景に魅せられてきた。黒澤…

覚え書:「ナビラとマララ―「対テロ戦争」に巻き込まれた二人の少女 [著]宮田律 [評者]斎藤美奈子 (文芸評論家)」、『朝日新聞』2017年05月14日(日)付。

- ナビラとマララ―「対テロ戦争」に巻き込まれた二人の少女 [著]宮田律 [評者]斎藤美奈子 (文芸評論家) [掲載]2017年05月14日 [ジャンル]ノンフィクション・評伝 ■二人の境遇を分けたものは? イスラムの女性たちに教育をと訴え、17歳でノーベル平和賞を…

覚え書:「殺生と戦争の民俗学―柳田國男と千葉徳爾 [著]大塚英志 [評者]柄谷行人(哲学者)」、『朝日新聞』2017年05月14日(日)付。

- 殺生と戦争の民俗学―柳田國男と千葉徳爾 [著]大塚英志 [評者]柄谷行人(哲学者) [掲載]2017年05月14日 [ジャンル]人文 ■「理科」と「経世済民」で照らす 著者大塚英志はアニメやサブカルチャー論で知られているが、大学では民俗学を千葉徳爾の下で学び、…

覚え書:「『考える』営み、読み継がれ 『14歳からの哲学』池田晶子、没後10年」、『朝日新聞』2017年03月03日(金)付。

- 「考える」営み、読み継がれ 『14歳からの哲学』池田晶子、没後10年 2017年3月3日亡くなる1年前、中学生たちに「考えるとは何か」について語る池田=2006年2月、馬場磨貴氏撮影 「哲学エッセー」というジャンルを確立した池田晶子が亡くなって1…