2018-01-22から1日間の記事一覧

覚え書:「折々のことば:845 鷲田清一」、『朝日新聞』2017年08月16日(水)付。

- 折々のことば:845 鷲田清一 2017年8月16日 普段できないことは、災害のような非常時にはなおのことできない。 (遠藤恵子) ◇ 災害時の避難生活では、下着やトイレの問題、異様な気配に怯(おび)える幼児のケア、性犯罪の増加など、大ぶりな視線から…

覚え書:「書評:僕は沖縄を取り戻したい 異色の外交官・千葉一夫 宮川徹志 著」、『東京新聞』2017年12月03日(日)付。

- 僕は沖縄を取り戻したい 異色の外交官・千葉一夫 宮川徹志 著 2017年12月3日 ◆「占領の島」返還に懸ける [評者]渡瀬夏彦=ノンフィクションライター いわゆる「沖縄返還交渉」で中心的な役割を果たした千葉一夫・外務省北米第一課長(当時)について、こ…

覚え書:「書評:『死靈』の生成と変容 立石伯 著」、『東京新聞』2017年12月03日(日)付。

- 『死靈』の生成と変容 立石伯 著 2017年12月3日 ◆哲学超える埴谷文学 [評者]横尾和博=文芸評論家 『死靈』は作家で思想家の埴谷雄高の大著である。敗戦直後から長期間の中断を含め、五十年にわたって第九章まで書き継がれた哲学的な小説だ。難解といわ…

覚え書:「書評:一○五歳、死ねないのも困るのよ 篠田桃紅 著」、『東京新聞』2017年12月03日(日)付。

- 一○五歳、死ねないのも困るのよ 篠田桃紅 著 2017年12月3日◆心眼で探る「奥の奥」 [評者]青木奈緒=エッセイスト 今も第一線で制作をつづけていらっしゃる美術家、篠田桃紅さんは数えの御年一〇五歳。この年代の方は満年齢ではなく、数え年に実感をお持…

覚え書:「少年の日の沖縄、『非武』の心込め ウルトラマンの脚本家・上原正三さん自伝小説」、『朝日新聞』2017年08月15日(火)付。

- 少年の日の沖縄、「非武」の心込め ウルトラマンの脚本家・上原正三さん自伝小説 2017年8月15日 ウルトラマン、仮面ライダー、ゴレンジャー……。今に続く特撮シリーズの草創期を支えた脚本家の上原正三さん(80)が、自伝小説を書いた。故郷の沖縄で過酷…