B級グルメ列伝:東京都新宿区編:伝説のすた丼屋 早稲田店


先日、仕事で高田馬場に立ち寄った際、訪れたのが「伝説のすた丼屋」。いわゆるクィックでボリュームたっぷりの「ワセメシ」の代表といえましょう。

ホントは別の店が目的だったのですが(汗、あいにく開店前でしたので、以前より気になっていた「スタ丼」なるものを試してみるいい機会と思い、のれんをくぐった次第です。

さて、清潔な店内へ導かれると券売機にていわゆる無印の「スタ丼」の並盛りを注文!

夕方には少し早い時間でしたが、店内を見渡すとやはり若い学生さんが中心。しかし主婦の方やサラリーマンとお見受けできる姿もちらほらあり、「スタ丼」の看板をかかげるお店は東京にはたくさんありますが、もうこれは東京の「常食」といっても過言ではないだろうかと思ったり……。

さて……、
しばしまっていると生卵と味噌汁といっしょにトレイに安置されたスタ丼の登場です!

一見すると、しょうが焼きどんぶりの風体ですが、一口運ぶとその想念は木っ端みじん!!!

わりあいと濃い味付けのこってり系と勝手に想像していたのですが、おどろくほどさっぱりしていることに驚愕です。

にんにくのきいたタレで肉を絡め焼いているのでしょうが、にんにく臭さも予想以上に低く、ぱくぱくとちょうだいしました。

ただ盲点は「これが普通盛り?」というところ。

まずお肉がたっぷりなのは言うまでもないのですが、たしかに「普通盛り」を注文したわけですが、お米がぎっしりとしゃもじで押しつけたのかというぐらいの半端のない容量。いわゆる吉野家だとか松屋なんかでいう「特盛り」の感覚。となりで若いお兄さんが大盛りを食べておりましたが、特大ラーメン鉢のようなどんぶりでまさに「勝負する」という様子!

構造としては下から上に、お米⇒1cm幅の海苔⇒お肉、というあんばいです。

いずれにしても、ご飯てんこ盛りという点は把握しておくべきですね。

しかし、先に言及したとおり、コテコテの濃い丼ではなく、さっぱり味には、ちっぽけなドクサを破壊されたようで、ある意味ではカルチャーショックでした。

お近くに立ち寄りの際は、必ずおなかをすかせてから、ご賞味くださいませ。

今回はチェーン店の利用でしたが、都内には独立系の「スタ丼」もかなりありますので、次はそうしたポイントをチェックしてみようかと思います。

しかし、若い学生さんの胃袋というのはホント「無尽蔵」ですね。

なんだか「老いたなー」と感じた筆者であります(涙





■ 伝説のすた丼屋 早稲田店
東京都新宿区西早稲田3-21-2
営業時間 11:00〜翌3:00
定休日  年中無休
株式会社アントワークス【公式サイト】


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