覚え書:「オトナの読書感想文:日本とイエスの顔(井上洋治著作選集1) /愛媛」、『毎日新聞』2015年12月15日(火)付愛媛版。
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オトナの読書感想文
日本とイエスの顔(井上洋治著作選集1) /愛媛
毎日新聞2015年12月15日 地方版
著者はカトリックの神父(故人)。県立図書館で本書を見つけ「なぜプロテスタントの日本キリスト教団出版局から?」と手に取った▼中東で生まれ西欧で育ったキリスト教を、一人でも多くの日本人に理解してほしいと書かれた書。そのために著者は、般若心経から良寛の歌、高野山を訪ねた経験など、あらゆる日本的な“道具”を持ち出し、日本人が親しみやすい形で神の愛や聖書について語る▼教派や、クリスチャンかどうかを問わずに、多くの人に読まれるべき本、深い思索の旅に案内してくれる本だった。今年読んだ約80冊の中で最も「出会えてよかった」と思えた一冊。県立図書館の選書センスにも感心した。【山崎太郎】
−−「オトナの読書感想文:日本とイエスの顔(井上洋治著作選集1) /愛媛」、『毎日新聞』2015年12月15日(火)付愛媛版。
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オトナの読書感想文:日本とイエスの顔(井上洋治著作選集1) /愛媛 - 毎日新聞