覚え書:「子どもの本棚 ステキな本、私たちが紹介します 新選者に4人」、『朝日新聞』2016年09月24日(土)付。
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子どもの本棚
ステキな本、私たちが紹介します 新選者に4人
[掲載]2016年09月24日
「子どもの本棚」の新しい選者4人。左上からさくまゆみこ、広松由希子、越高一夫(左下)、兼森理恵のみなさん
「子どもの本棚」(月1回掲載)の新しい選者4人をご紹介します。交代で、新刊から選んでいただきます。
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翻訳家のさくまゆみこさん(68)は「シャーロットのおくりもの」など作品多数。「本は子どもの世界を広げ、より深く感じたり考えたりする手助けもしてくれます。勉強やしつけのためではなく、子どもの周りに新たな窓が開く本を紹介したい」
広松由希子さん(53)は、ちひろ美術館学芸部長などを経て絵本評論家、作家に。「幼い頃にもらった絵本の種が、何十年も経って芽吹くことがあります。反応が見えやすい本もいいけれど、子どもの内でゆっくり育つ本も紹介したい」
越高(こしたか)一夫さん(65)は長野県松本市で児童書専門店「ちいさいおうち書店」を営んでいます。「子どもたちに読書の喜びを伝えるために絵本の読み聞かせやブックトークに取り組んできました。これからも子どもの本を楽しめる大人でいたい」
兼森理恵さん(39)は丸善丸の内本店の児童書担当。子どもや家族の反応を大切にしています。「幸せな瞬間は『あなたって本当にこの本が好きなのね』とお客様に言われた時。本を手渡すということは想(おも)いの連鎖。私の『大好き』を紹介したい」
−−「子どもの本棚 ステキな本、私たちが紹介します 新選者に4人」、『朝日新聞』2016年09月24日(土)付。
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http://book.asahi.com/reviews/column/2016092600001.html