覚え書：「折々のことば：７１３ 鷲田清一」、『朝日新聞』2017年04月02日（日）付。
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折々のことば：７１３ 鷲田清一
2017年4月2日
よのなかは 〈こども〉と〈もと こども〉で できている
元はみな子どもであった。どんな子どももいつかは元子どもになる。というか、人はおとなになっても内に子どもを宿している。どどっと感動する力、凄（すさ）まじい好奇心と集中力、微細な変化を見逃さない感覚のアンテナは、芸術や科学に必要な資質でもある。干からびた成熟ではなく、ぐじゅぐじゅの未熟が大事。これが文化を突き動かす。童話作家の絵本「もと こども」から。
−−「折々のことば：７１３ 鷲田清一」、『朝日新聞』2017年04月02日（日）付。
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http://www.asahi.com/articles/ASK3S5V3JK3SUCVL01S.html
角野栄子さんと子どもの本の話をしよう
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