日記:「声 核禁止に対し公明姿勢問う」、『東京新聞』2017年09月22日(金)付。


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核禁止に対し公明姿勢問う
会社員 78(川崎市高津区

 私は創価学会入会五十五年になる高齢者だが、自公政権創価学会理念の冒瀆には我慢できない。
 国連で七月七日、「核兵器禁止条約」が百二十二カ国の賛成で採択された。自公政権は、事実上これに反対し、代表団も送らなかった。創価学会第二代戸田城聖先生が横浜市の三ツ沢競技場で一九五八年に宣言した「原水爆禁止宣言」は、学会の魂である。自民党はともかく、政権の一翼を担う公明党が、これを全く無視した行動だったことは許されない。
 共産党は志位委員長を先頭に代表団を送った。日本原水爆被害者団体協議会(被団協)や創価学会SGIメンバーも代表団を送り、歴史的な核兵器禁止条約に賛同した。世界で唯一の被爆国が、条約に反対する事態も異常だが、特に公明党の姿勢を問いたい。
 今まさに「核兵器」の脅威が連日報道される中で、メディアでも核兵器禁止条約採択の報道が低調な現実。日本が核兵器禁止のメッセージを世界に発信すべき時に、その使命感を喪失していないか。
    −−「声 核禁止に対し公明姿勢問う」、『東京新聞』2017年09月22日(金)付。

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