2018-03-17 覚え書:「折々のことば:881 鷲田清一」、『朝日新聞』2017年09月22日(金)付。 覚え書 - 折々のことば:881 鷲田清一 2017年9月22日 今、いのちがあなたを生きている (真宗大谷派東本願寺) ◇ 2011年に催された親鸞聖人の七百五十回御遠忌のテーマ。私が自らのいのちを生きるのではなく、いのちが私を生きていると考えるよう呼びかけた。これにふれて思い出したのが、臨床心理学を専攻する友人の、「身体こそ魂なのであって、魂という容れ物の中を<私>が出入りする」という謎めいた言葉。共通するのは、身体を「私の所有物」とする考え方を退けていること。 −−「折々のことば:881 鷲田清一」、『朝日新聞』2017年09月22日(金)付。 - 折々のことば:881 鷲田清一:朝日新聞デジタル