覚え書:「折々のことば:915 鷲田清一」、『朝日新聞』2017年10月27日(金)付。

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折々のことば:915 鷲田清一
2017年10月27日

 自分の顔は私にとって、もっとも遠い闇である。

 (市川浩

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 自分の顔はじかに見ることができない。誰かと向きあっている時、思いもしない感情や無意識が顔面に浮かんでいるかもしれないのに、当の私だけがそれを知らない。無防備なことだ。身体だって一部しか見えない。つまり身体も、その全体を私は想像するほかない。とすれば、身体は私が最初に着るイメージの服のようなもの? 哲学者の『<私さがし>と<世界さがし>』から。
    −−「折々のことば:915 鷲田清一」、『朝日新聞』2017年10月27日(金)付。

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