日記:あんときのデジカメ:Pentax Optio M30 2007年 日常生活のメモに便利な中堅機

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■ ペンタックス・エントリークラス初の「薄型」
 中古だと割合と安く手に入るのがペンタックスのコンパクトデジタルカメラです。昨年は、いわゆる「超小型」といわれるOptioの「S」シリーズを「あんときのデジカメ」でもいくつか紹介しましたが、今回はエントリークラスの「M」シリーズの「Optio M30」(2007年3月発売)を手に入れましたので、1ヶ月弱の試写ですが、ご紹介したいと思います。
「あんときのデジカメ」のシリーズを始めるまで、筆者は、Optio S5n(2005年3月)、Optio X(2005年6月)、Optio I-10(2010年2月)を使ってきましたが、シリーズをはじめて気がついてみると、割合とペンタックスコンデジがかなり集まってきましたが、ジャンク扱いで保証なしみたいなそれをあつめてきた割には、実際には充電してみると「つかえるやんけ!」みたいなのが多く、同じようなラインナップで言うと富士フィルムコンデジが、充電してみたけど「つかえないやないけ!」というのとは非常に対比的です。
さて、エントリークラスの「M」シリーズのOptio M30は、ジャンク扱い本体のみで90円で、送料いれて300円程度で入手しましたが、その出来栄えはいかがなものでしょうか。

 いわゆる「S」シリーズは、名刺サイズで「超小型」なんですけど、割とボテッとした筐体。それに対して「M」シリーズの3代目の「M30」は、筐体の厚さが「半分」とはいわないまでもすっきりとした薄型ボディ。前2機種が乾電池仕様でしたがM30から専用充電池。純正のリチウムイオンバッテリーD-LI63を持っていなかったのですが、富士フィルムのNP-45と共用電池なので、こちらをセットして使ってみました。M30の乾電池から充電池への仕様変更は、単なるエントリークラスで終わりにしない「スタイリッシュ」プラスというのはペンタックスの挑戦かも知れません。発売時のレビューなどを見ると「中堅機」という位置づけのようです。

■ ペンタックスの挑戦
さて、先に「ペンタックスの挑戦」などと言及しましたが、M30は2007年春モデル。同時発売のOptioシリーズは、1/1.8型1,000万画素のハイエンドモデル「Optio A30」ほか、薄型スタイリッシュの「Optio M30」という今回ご紹介する「あんときのデジカメ」。そして防水防塵の「Optio W30」、3型タッチパネルの「Optio T30」、エントリーモデルの「Optio E30」という堂々のラインナップ。エントリークラスをEシリーズに振り分けたことで、Mシリーズを、薄型金属ボディで「かっこええ」という看板商品にシフトさせたんだなあということが伺い知れます。

筐体は前述した通り、確かに薄くスタイリッシュ。筆者が常用してきたSシリーズが角張った筐体であるのに対して、角部に丸みを帯びたデザインは引っかかりがなくポケットからの出し入れもスムーズで、操作パネルやボタンのレイアウトや仕様は同じ設定で、ペンタックスユーザーであれば、操作系にまったく戸惑うことなく使いこなせることに、「ありがたや」という感でございます。

通常、この手の新しい試みを始めると、操作系が一新されるパターンが多いので、ここは積極的に評価したいところ。ただし、2.5型という大きな液晶モニターを搭載しながら、表示画素数が低く、視野性が悪いため、実写の同時的再現がよくありません。輝度が低いので、そういうもんよって撮影して画像をPCで確認すると「なにやこれ」とか「おお、ばっちりやないけ」という博打的なところがちょっとつらいところでしょうか。

■ せめて35mm相当には対応して欲しい広角端
でわ、仕様をおさらいしましょう。撮像素子は、総画素数738万画素原色フィルター1/2.5型CCDとこの手クラスとしては普通の仕様。色使いはめりはりはあるものの、過度な強調はなく非常にナチュラルな仕上がり。なので、曇天時には工夫した撮影をしないのと非常に凡庸というか間延びしたような写真になってしまいます。
レンズは、35mmフィルムカメラ換算で38−114mmの3倍ズームで、開放F値はF3.1−5.9。2007年のコンデジだと、28mm相当の広角レンズ搭載機がそれなりに出揃っている時期なので、解放38mmというのはチト厳しいのではないかと思います。ちなみに2007年時点でペンタックスのラインナップに28mm相当からのズームレンズを備える機種は存在しません。広角ワイドがトレンドになりつつあった時期ですから、もう少し頑張ってほしいというのが正直なところです。そして望遠端のF値が暗いのマイナスポイント。
全体として起動や書き込みなど動作に関しては必要十分で今なお使えるカメラですが、28mmとは言わないまでも、せめて35mm相当の広角レンズぐらいは搭載して欲しいなあというのが残念なところでしょうか。マクロにも強く、ズームの全領域でバランスのいい写真が取れるのでここが問題というところでしょうか。
いずれにしても、日常生活に持ち歩くすスナップ的な使い方や、メモカメラとしての完成度は非常に高いカメラです。

以下、作例。プログラム撮影。ISO100、ホワイトバランスオート、露出補正なし。S.ファイン(7M)で画像は保存。筐体はiPhone6sで撮影。


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↑ 広角端38mmで撮影(A)。

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↑ (A)を光学望遠端114mmで撮影。

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↑ 広角端38mmで撮影(B)。

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↑ (B)を光学望遠端114mmで撮影。

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Optio M30|コンパクトデジタルカメラ | RICOH IMAGING

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