2012-11-17から1日間の記事一覧

書評:アントニー・ピーヴァー、アーテミス・クーパー(北代美和子訳)『パリ解放 1944ー49』白水社、2012年。

- ひとたび喝采が消え去ったあとも、自らの解放者を愛し続ける国はほとんどない。自分たちの国家と政治制度とを、実質的にゼロから立てなおすという気の重くなる現実と向き合わなければならないのである。かたわらでは、私たちが今日「政権交代」と呼ぶ混乱…