2014-03-03から1日間の記事一覧

覚え書:「(声)今こそ戦争の痛みを語ろう」、『朝日新聞』2014年02月26日(水)付。

- (声)今こそ戦争の痛みを語ろう ジャーナリスト(東京都 70) 東日本大震災後、太平洋戦争と震災を両方経験した方々を被災地に訪ね歩いている。戦禍をくぐった後、真面目に働いて日本の繁栄を築いた高齢の方々が再び震災、原発事故という「戦場」に置か…

覚え書:「(声)三権分立脅かす『最高責任者』」、『朝日新聞』2014年02月26日(水)付。

- (声)三権分立脅かす「最高責任者」 大学教授(神奈川県 57) 日本国憲法は三権分立を明白にうたっている。しかし日本が三権分立の国家なのか甚だ怪しい。そもそも行政府に属する内閣法制局が、司法府をさしおいて憲法解釈の番人のような役割を果たして…

覚え書:「科学をいまどう語るか―啓蒙から批評へ [著]尾関章」、『朝日新聞』2014年02月23日(日)付。

- 科学をいまどう語るか―啓蒙から批評へ [著]尾関章 [掲載]2014年02月23日 [ジャンル]科学・生物 社会 朝日新聞で科学分野の社説や記事を長く書いてきた元記者が、戦後日本の科学ジャーナリズムの歩みをたどった。きっかけは重大な被害をもたらした福島第一…

覚え書:「暮らしのなかの植物 [著]斎藤たま [評者]出久根達郎(作家)」、『朝日新聞』2014年02月23日(日)付。

- 暮らしのなかの植物 [著]斎藤たま [評者]出久根達郎(作家) [掲載]2014年02月23日 [ジャンル]文芸 ■昔のガキ大将の代役を果たす書 昔は「ガキ大将」というものが子どもの世界で牛耳を執っていて、年下の者に遊びのルールだけでなく、生活の知恵まで伝授して…

書評:加藤哲郎『日本の社会主義 原爆反対・原発推進の論理』岩波書店、2013年。

加藤哲郎『日本の社会主義 原爆反対・原発推進の論理』岩波書店、2013年、読了。草創期から現在の「脱原発」運動に至るまで、およそ1世紀に渡る社会主義受容史を辿りながら、推進と反対に揺れ動く「社会主義は、原子力にいかに向き合ってきたのか」問い直す…