2015-08-15から1日間の記事一覧

覚え書:「文化の扉:はじめての原爆文学 被爆伝え続け70年、復刊の動きも」、『朝日新聞』2015年08月09日(日)付。

- 文化の扉:はじめての原爆文学 被爆伝え続け70年、復刊の動きも 2015年08月09日(写真キャプション)はじめての原爆文学<グラフィック・加藤啓太郎> 広島、長崎に原爆が投下されて70年。犠牲者や被爆者の苦しみ、生き方を描いた小説や詩などの原爆文…

覚え書:「スクープ [著]イーヴリン・ウォー [評者]中村和恵(詩人・明治大学教授・比較文学)」、『朝日新聞』2015年08月02日(日)付。

- スクープ [著]イーヴリン・ウォー [評者]中村和恵(詩人・明治大学教授・比較文学) [掲載]2015年08月02日 [ジャンル]文芸 ■勘違いで特派員、ワハハな笑劇 パタゴニア滞在記で有名な流行作家ジョン・ブートは、内乱の兆しがある東アフリカのイシュメイリア…

覚え書:「【書く人】普通の人々の運命、克明に 『新版 軍艦武蔵』(上・下) 作家 手塚 正己さん(68)」、『東京新聞』2015年08月02日(日)付。

- 【書く人】普通の人々の運命、克明に 『新版 軍艦武蔵』(上・下) 作家 手塚 正己さん(68) 2015年8月2日 ことし三月、フィリピン・シブヤン海の海底で見つかり話題となった戦艦「武蔵」。この巨大な洋上の城に関わった士官、兵士らの人間ドラマを上下…

覚え書:「書評:エクソダス症候群 宮内 悠介 著」、『東京新聞』2015年08月02日(日)付。

- エクソダス症候群 宮内 悠介 著 2015年08月02日 ◆正気とは 壮大な思索 [評者]末國善己=文芸評論家 宮内悠介は、第一作と第二作が直木賞の候補になる鮮烈なデビューを飾った。第三作で初長篇の本書は、火星を舞台に、精神医療の問題に迫っている。 精神…

日記:超国家主義の全体系の基盤たる国体がその絶対性を喪失し今や始めて自由なる主体となった日本国民にその運命を委ねた日

- 「天壌無窮」が価値の妥当範囲の絶えざる拡大を保障し、逆に「皇国武徳」の拡大が中心的価値の絶対性を強めて行く−−この循環過程は、日清・日露戦争より満州事変・支那事変を経て太平洋戦争に至るまで螺旋的に高まって行った。日本軍国主義に終止符が打た…