2015-10-04から1日間の記事一覧

覚え書:「文化の扉:はじめての保守 日本、独特の『ねじれ』内包」、『朝日新聞』2015年09月27日(日)付。

- 文化の扉:はじめての保守 日本、独特の「ねじれ」内包 2015年09月27日はじめての保守<グラフィック・竹田明日香> 保守と革新、右翼と左翼など、とかく政治の世界は分類好きだ。とりわけ保守は「守旧」の意味で用いられる一方、最近では「保守の革新を」…

覚え書:「今週の本棚:中島岳志・評 『湯川博士、原爆投下を知っていたのですか』=藤原章生・著」、『毎日新聞』2015年09月20日(日)付。

- 今週の本棚:中島岳志・評 『湯川博士、原爆投下を知っていたのですか』=藤原章生・著 毎日新聞 2015年09月20日 東京朝刊 (新潮社・1512円) ◇戦後日本の原子力政策への問い 森一久。知る人ぞ知る戦後日本の原子力業界の実力者だ。関係者は彼を「原…

覚え書:「今週の本棚・情報:『哲学 はじめの一歩』」、『毎日新聞』2015年09月20日(日)付。

- 今週の本棚・情報:『哲学 はじめの一歩』 毎日新聞 2015年09月20日 東京朝刊 春風社は『哲学 はじめの一歩』(立正大学文学部哲学科編・3500円)を刊行した。「生きる」「<私>であること」「心」「行動する」の4分冊で、高校生・大学新入生のため…

覚え書:「今週の本棚:堀江敏幸・評 『ヴィクトリア』=クヌート・ハムスン著」、『毎日新聞』2015年09月20日(日)付。

- 今週の本棚:堀江敏幸・評 『ヴィクトリア』=クヌート・ハムスン著 毎日新聞 2015年09月20日 東京朝刊 (岩波文庫・648円) ◇滅びながらも残る愛の一例 クヌート・ハムスンは、一九一七年に発表した『土の恵み』によってノーベル文学賞を受賞している…

日記:丸山眞男の「戦後民主主義」概念の今日的意味

- 丸山の「戦後民主主義」概念は、「精神的貴族主義」を内面化した「民主主義」の主体としての「少数者」、いいかえれば「能動的人民」(active demos)をいかにして創り出すかという現在および将来の日本や世界の民主主義にとって最も重要な問題を提起して…