2016-07-15から1日間の記事一覧

覚え書:「憲法を考える:1947年の祈り 国際基督教大学学務副学長・森本あんりさん」、『朝日新聞』2016年05月05日(木)付。

- 憲法を考える:1947年の祈り 国際基督教大学学務副学長・森本あんりさん 2016年5月5日「普遍的な原理より『我が国固有の伝統』に配慮しようとする今の改憲。それで信頼が得られるか」=仙波理撮影 69回目の憲法記念日を迎えた今年。政治家は、いつに…

覚え書:「核の世紀―日本原子力開発史 [編]小路田泰直、岡田知弘、住友陽文、田中希生 [評者]武田徹(評論家・ジャーナリスト)」、『朝日新聞』2016年06月05日(日)付。

- 核の世紀―日本原子力開発史 [編]小路田泰直、岡田知弘、住友陽文、田中希生 [評者]武田徹(評論家・ジャーナリスト) [掲載]2016年06月05日 [ジャンル]科学・生物 社会 ■歴史を踏まえ、建設的議論へ 「三・一一の後、多くの政治勢力が『脱原発』を叫び、主…

覚え書:「僕の違和感(上・下) [著]オルハン・パムク [評者]星野智幸(小説家)」、『朝日新聞』2016年06月05日(日)付。

- 僕の違和感(上・下) [著]オルハン・パムク [評者]星野智幸(小説家) [掲載]2016年06月05日 [ジャンル]文芸 社会 ■イスタンブル、路地裏の人生 海外旅行の前には、その土地の作家の小説を読むといい。そこに生きる人たちの感覚がわかるから。イスタンブ…

覚え書:「書評:はじまりの戦後日本 橋本健二 著」、『東京新聞』2016年06月05日(日)付。

- はじまりの戦後日本 橋本健二 著 2016年6月5日 ◆格差の源へ混乱期に遡る [評者]福間良明=立命館大教授 『軍旗はためく下に』で知られる結城昌治の作品に『虫たちの墓』(一九七二年)という小説がある。主人公の村井は南太平洋戦線から復員したが、間も…

日記:山口智美・能川元一・テッサ・モーリス・スズキ・小山エミ『海を渡る「慰安婦」問題 右派の歴史戦を問う』(岩波書店、2016年)から浮かび上がる日本政治の反知性的暴走……反知性、そんな生易しいものではない。

山口智美・能川元一・テッサ・モーリス・スズキ・小山エミ『海を渡る「慰安婦」問題 右派の歴史戦を問う』岩波書店を読んだ。本書は「歴史戦」が、安倍政権、外務官僚まで総ぐるみの右派運動の仕掛けであり、諸外国から顰蹙を浴び、彼らがいうところの「国益…