2016-09-12から1日間の記事一覧

覚え書:「憲法を考える:生存権の魂 東京大学名誉教授・神野直彦さん」、『朝日新聞』2016年06月07日(火)付。

- 憲法を考える:生存権の魂 東京大学名誉教授・神野直彦さん 2016年6月7日神野直彦さん=恵原弘太郎撮影 6人に1人が貧困層に陥った経済大国ニッポン。三食に事欠く子どもたち。「下流老人」になりかねないと震える高齢者。人間らしく暮らせる生存権を盛り…

覚え書:「書評:日本人が知らない 最先端の「世界史」 福井義高 著」、『東京新聞』2016年08月21日(日)付。

- 日本人が知らない 最先端の「世界史」 福井義高 著 2016年8月21日 ◆「日独同罪論」の非を論証 [評者]平川祐弘=東京大名誉教授 竹山道雄を読み直す企画で関川夏央が『ビルマの竪琴』の背景にふれ、「無謀きわまりないインパール作戦」と書いた(『こころ…

覚え書:「書評:山の霊異記 霧中の幻影 安曇潤平 著」、『東京新聞』2016年08月21日(日)付。

- 山の霊異記 霧中の幻影 安曇潤平 著 2016年8月21日 ◆里山を歩き、紡いだ話 [評者]宇江敏勝=作家・林業家 中年になってから著者は無理のない里山を楽しんでいるという。時間をかけてゆっくりと歩き、麓の温泉にひたって地元の酒や料理に舌鼓をうつ。言い…

覚え書:「書評:天使の誘惑 新木正人 著」、『東京新聞』2016年08月21日(日)付。

- 天使の誘惑 新木正人 著 2016年8月21日 ◆時代の傷に自分重ね [評者]井口時男=文芸評論家 著者は一九四六年生まれ。一九六〇年代後半の昂揚(こうよう)した新左翼運動に身を投じ、敗北し、リトルマガジンにいくつか印象的な文章を書き、やがて沈黙した…

覚え書:「『3分の2』議席は万能の力か ハンガリー進む権力集中」、『朝日新聞』2016年06月06日(月)付。

- 「3分の2」議席は万能の力か ハンガリー進む権力集中 編集委員・豊秀一 野党の反対を押し切って新たな憲法を作る。チェック機関である憲法裁判所の権限を弱める。その一方で、メディア規制を強化する――。ハンガリーで権力の一元化が進んでいる。2010…