- 今こそ榎本健一：エノケン、陰に苦難と努力 2016年6月20日 榎本健一 大衆が支持した「喜劇王」。情熱的でアナーキーな才能が時代の扉を開いた。 卓越した身体能力にスピーディーな動き。ジャズとナンセンスギャグを融合させた新しい喜劇。「エノケン」の愛…

- 希望荘 [著]宮部みゆき [評者]市田隆(本社編集委員) [掲載]2016年09月11日 [ジャンル]文芸 人文 心優しく、控えめながら、事件に隠された人の内面を地道な調査で解き明かしていく杉村三郎は、著者が創出した現代の探偵像だ。これまで事件に巻き込まれる会…

- となりのイスラム―世界の３人に１人がイスラム教徒になる時代 [著]内藤正典 [評者]斎藤美奈子(文芸評論家) [掲載]2016年09月11日 [ジャンル]社会 国際 ■共生への知恵を示す入門書 たぶん、これまででもっともわかりやすく、実践的で、役に立つイスラムの入…

- 死すべき定め―死にゆく人に何ができるか [著]アトゥール・ガワンデ 脳外科医マーシュの告白 [著]ヘンリー・マーシュ [評者]中村和恵(詩人・明治大学教授・比較文学) [掲載]2016年09月11日 [ジャンル]人文 医学・福祉 ■人生の終末描く、医療は文学 医療は文…

池田氏とガルトゥング氏の対談読みはじめた。事前にノルゥエーやガル氏の事しっかり学んでから襟を正して真摯な対談なさってる様子が、まず読み取れる。居丈高に「共産党ガ〜」と吠えるだけの街の創価学会員とのあまりの落差に戸惑う。組織として由らしむべ…