2017-06-25から1日間の記事一覧

覚え書:「折々のことば:687 鷲田清一」、『朝日新聞』2017年03月07日(火)付。

- 折々のことば:687 鷲田清一 2017年3月7日 一方は鑿(のみ)で石のなかに物語を彫り刻み、他方は、区切り、韻律、半諧音によって人間の記憶のなかに物語を彫り刻む。 (アラン) ◇ 建築と詩についてフランスの哲学者はこのように書いた。建物の装飾はそ…

覚え書:「なぜ日本企業は勝てなくなったのか―個を活かす「分化」の組織論 [著]太田肇 [評者]加藤出 (東短リサーチチーフエコノミスト)」、『朝日新聞』2017年05月28日(日)付。

- なぜ日本企業は勝てなくなったのか―個を活かす「分化」の組織論 [著]太田肇 [評者]加藤出 (東短リサーチチーフエコノミスト) [掲載]2017年05月28日 [ジャンル]文芸 ■長時間働くが「熱意」に欠ける 日本企業の社員はこれまで長時間働いてきた。しかし、近…

覚え書:「成功者K [著]羽田圭介 [評者]斎藤美奈子(文芸評論家)」、『朝日新聞』2017年05月28日(日)付。

- 成功者K [著]羽田圭介 [評者]斎藤美奈子(文芸評論家) [掲載]2017年05月28日 ■私小説の伝統に逆らう“増長”芸 17歳でデビューした羽田圭介が13年目にして芥川賞を受賞し、名前を売って『成功者K』なんて本まで書く。めざましい成長と活躍? いやいや…

覚え書:「昭和解体―国鉄分割・民営化30年目の真実 [著]牧久 [評者]保阪正康(ノンフィクション作家)」、『朝日新聞』2017年05月28日(日)付。

- 昭和解体―国鉄分割・民営化30年目の真実 [著]牧久 [評者]保阪正康(ノンフィクション作家) [掲載]2017年05月28日 ■対立となれあい、戦後の縮図 本書のタイトルはなぜ「国鉄解体」ではなく、「昭和解体」なのだろう。その思いで読み進むうちに単に日本国…

覚え書:「日曜に想う 政治の言葉と虹の色分け 編集委員・大野博人」、『朝日新聞』2017年03月12日(日)付。

- 日曜に想う 政治の言葉と虹の色分け 編集委員・大野博人 2017年3月12日「朝の形」 絵・皆川明 まず物や出来事があり、それに対応して言葉がある、というほど両者の関係は単純ではない。しばしば言葉の方がものごとの姿や形を決める。 例としてよく出される…