2018-01-16から1日間の記事一覧

覚え書:「折々のことば:838 鷲田清一」、『朝日新聞』2017年08月09日(水)付。

- 折々のことば:838 鷲田清一 2017年8月9日 根拠が示されていなくとも、「ああそうなんだ……」と事態の確認材料を提供できれば、神話は神話としての使命を果たしている (苅谷剛彦) ◇ 1990年代のこと。「個性」や「創造性」といった教育論の神話が「…

覚え書:「書評:屍人荘の殺人 今村昌弘 著」、『東京新聞』2017年11月26日(日)付。

- 屍人荘の殺人 今村昌弘 著 2017年11月26日 ◆極限状況での謎解き [評者]池上冬樹=文芸評論家 いやあ驚いた。ホラー小説のあの題材を使って本格ミステリを展開させているからだ。しかも作り込みが素晴らしい。「奇想と本格ミステリの融合が、実に見事」(…

覚え書:「書評:東の果て、夜へ ビル・ビバリー 著」、『東京新聞』2017年11月26日(日)付。

- 東の果て、夜へ ビル・ビバリー 著 2017年11月26日 ◆常道を外れる道行き [評者]新保博久=ミステリー評論家 すでに「今年の翻訳ミステリーのナンバーワン」といった下馬評が優勢だ。当然ながら悪い作品ではないが、へそ曲がりの私は、無理にもアラ探しを…

覚え書:

- 話題の新刊(週刊朝日)> 自生地 [著]福田若之話題の新刊(週刊朝日) 自生地 [著]福田若之 2017年12月05日 《ながれぼしそれをながびかせることば》《あんみつにこころのゆるむままの午後》 言葉の選び方、ひらがなの使い方、声にしたときの音の転が…

覚え書:「寂聴 残された日々:26 最晩年の虹の輝き 小説家の夢、なしとげた名女優」、『朝日新聞』2017年08月10日(木)付。

- 寂聴 残された日々:26 最晩年の虹の輝き 小説家の夢、なしとげた名女優 2017年8月10日 寂聴さんが名誉住職を務める天台寺の参道にまつられた石仏=岩手県二戸市、岡田匠撮影 ものを書くだけで食べてきて、65年が過ぎている。今、95歳にもなって、ま…