2018-02-27から1日間の記事一覧

覚え書:「折々のことば:866 鷲田清一」、『朝日新聞』2017年09月06日(水)付。

- 折々のことば:866 鷲田清一 2017年9月6日 本を読むにはエネルギーが必要です (中川李枝子) ◇ オビや目次を眺め、頁(ページ)を繰っているうち、ある文章に目がとまる。引き込まれもすればがっかりもする。が、ひたすらそれをくり返す中で、すごい本…

覚え書:「【書く人】SFで問いと向き合う 『ゲームの王国』(上・下)作家・小川哲さん(31)」、『朝日新聞』2018年01月21日(日)付。

- 【書く人】 SFで問いと向き合う 『ゲームの王国』(上・下)作家・小川哲さん(31) 2018年1月21日 芥川賞作家の円城塔さんや三島賞を受賞した宮内悠介さんら、SF出身の作家が越境的に活躍する例が目立つ。そのSF界にまた一人、大型の新星が現れた…

覚え書:「書評:バテレンの世紀 渡辺京二 著」、『朝日新聞』2018年01月14日(日)付。

- バテレンの世紀 渡辺京二 著 2018年1月14日 ◆大航海時代、漕ぎ出す日本 [評者]加藤宗哉=作家 十六、七世紀のキリシタン時代を描くことの多かった作家・遠藤周作は、「織田信長に関心が湧くのは彼が最初に西洋と遭遇した日本人だから」とよく口にした。…

覚え書:「書評:流罪の日本史 渡邊大門 著」、『朝日新聞』2018年01月14日(日)付。

- 流罪の日本史 渡邊大門 著 2018年1月14日 ◆辺境の地の生活を詳しく [評者]高橋千劔破(ちはや)=作家・評論家 流罪(るざい)というのは、罪人を辺境の地に追いやり、二度と元の居住地にもどさない、という刑罰であった。死刑に次ぐ重い刑だが、弘仁九…

覚え書:「安保考 第1部・同盟とは:下 同盟、どう向き合うか 丹羽宇一郎さん、藤原帰一さん」、『朝日新聞』2017年09月07日(木)付。

- 安保考 第1部・同盟とは:下 同盟、どう向き合うか 丹羽宇一郎さん、藤原帰一さん 2017年9月7日 日米同盟によって戦争を未然に防げているのか、それとも同盟がゆえに日本は危険にさらされているのか――。北朝鮮情勢が緊迫するなかで、多くの人たちが考えあ…