2018-05-03から1日間の記事一覧

覚え書:「社説 衆院選 きょう投票 棄権なんてしてられない」、『朝日新聞』2017年10月22日(日)付。

- 社説 衆院選 きょう投票 棄権なんてしてられない 2017年10月22日 さて、誰に、どんな思いを託そうか。思案の雨の朝である。 訳のわからぬ理屈で首相が衆院を解散したと思ったら、あれよあれよという間に野党第1党も自ら散り散りになった。打算と駆け引き…

覚え書:「収容所のプルースト [著]ジョゼフ・チャプスキ [評者]サンキュータツオ(お笑い芸人、日本語学者)」、『朝日新聞』2018年03月18日(日)付。

- 収容所のプルースト [著]ジョゼフ・チャプスキ [評者]サンキュータツオ(お笑い芸人、日本語学者) [掲載]2018年03月18日■絶望乗り越えるための連続講義 一九四〇年から四一年にかけての冬、旧ソ連グリャーゾヴェツ捕虜収容所。収容されたポーランド人将校…

覚え書:「電力と政治―日本の原子力政策全史(上・下) [著]上川龍之進 [評者]齋藤純一(早大教授)」、『朝日新聞』2018年03月18日(日)付。

- 電力と政治―日本の原子力政策全史(上・下) [著]上川龍之進 [評者]齋藤純一(早大教授) [掲載]2018年03月18日■戦後の「暗黒面」を抉り出す 権力の実態は、マクロな構造を見るだけではとらえきれない。細部に分け入ってはじめて見えてくるものもある。本…

覚え書:「雪の階 [著]奥泉光 [評者]原武史(放送大学教授・政治思想史)」、『朝日新聞』2018年03月18日(日)付。

- 雪の階 [著]奥泉光 [評者]原武史(放送大学教授・政治思想史) [掲載]2018年03月18日■二・二六前夜、重大な事実知る 天之御中主と書いてアメノミナカヌシと読む。『古事記』で一番はじめに出てくる神のことだ。二・二六事件が起こったのと同じ1936年に…

日記:つぎのうち、れいぎ正しいあいさつはどのあいさつでしょうか。

- 「道徳の教科化」の実現 「道徳の時間」は「教科」ではない「領域」とし、道徳教育は学校教育全体で行うという基本的枠組みは、1958年以降一貫して維持されていたが、2000年森内閣の頃からその枠組みを崩す「道徳の教科化」の動きが顕在化し、つい…