2018-05-30から1日間の記事一覧

覚え書:「折々のことば:922 鷲田清一」、『朝日新聞』2017年11月03日(金)付。

- 折々のことば:922 鷲田清一 2017年11月3日 朝に見て昼には呼びて夜は触れ確かめをらねば子は消ゆるもの (河野裕子) ◇ 口もとを拭い、肌を洗い、むずかる声に安心する。迷い子になるのではないか、神隠しにあうのではないかと、この瞬間も子を案じる…

覚え書:「百貨店の展覧会―昭和のみせもの1945−1988 [著]志賀健二郎 [評者]サンキュータツオ(お笑い芸人、日本語学者)」、『朝日新聞』2018年04月21日(日)付。

- 百貨店の展覧会―昭和のみせもの1945−1988 [著]志賀健二郎 [評者]サンキュータツオ(お笑い芸人、日本語学者) [掲載]2018年04月21日■ワクワクに出会う偶然を提供 百貨店の催事に関する論文を楽しく読んだことがあったので本書を手に取った。著者は…

覚え書:「すごい廃炉―福島第1原発・工事秘録〈2011?17年〉 [写]篠山紀信 [文]木村駿 [評者]椹木野衣 (美術評論家)」、『朝日新聞』2018年04月21日(日)付。

- すごい廃炉―福島第1原発・工事秘録〈2011?17年〉 [写]篠山紀信 [文]木村駿 [評者]椹木野衣 (美術評論家) [掲載]2018年04月21日■何も生産しない技術を競い合う 震災後、福島第一原発の視察で構内に入った。緊張して臨んだが、すでに防護服が必要…

覚え書:「名画の中の料理 [著]メアリー・アン・カウズ [評者]野矢茂樹(立正大教授)」、『朝日新聞』2018年04月21日(日)付。

- 名画の中の料理 [著]メアリー・アン・カウズ [評者]野矢茂樹(立正大教授) [掲載]2018年04月21日■読む「フルコース」をどうぞ 本を読むのは料理を食べることとおんなじなのだ。たんに栄養をとるために料理を食べる人もいる。しかし、やはり料理は味わうべ…

覚え書:「社説 名著ふたたび 混迷の時代だからこそ」、『朝日新聞』2017年11月03日(金)付。

- 社説 名著ふたたび 混迷の時代だからこそ 2017年11月3日 文化の日。深まる秋の一日、時間を見つけ、スマホを脇に置いて、本の世界にゆっくり浸ってみてはどうだろう。 近年、古典や名著と呼ばれる作品が、装いを一新して再登場している。思い切った現代語…