旨いもの・酒巡礼記:北海道・札幌市編「THE BUFFET(ザ・ブッフェ) 大丸札幌」

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 「網掛けの人……もし、さむらい松五郎さん……」
 よびかけながら、男がついて来て、
 「この、須坂の峰蔵の顔を忘れなすったかえ?」
 忠吾は、こたえぬ。
 「ま、それもむりはねえ。七年前に、ひとりばたらきのおれが、湯屋谷の富右衛門お頭のところに、ちょいと世話になっていたとき、お前さんはろくに口をきいたこともありませんでしたね」
 忠吾が、無言でうなずく。
 「あのころのお前さんは、湯屋谷のお頭の右腕だとか左腕だとかいわれて、子分の衆が一目も二目も置いていったけ」
 「……」
 「相変わらず、無口なお人ですねえ、お前さんは……ま、ともかくも久しぶりだ。そのあたりで一杯さしあげたいが、いかがなもので?」
 「ふむ……」
 忠吾はうなずいて見せた。
    −−池波正太郎「さむらい松五郎」、『鬼平犯科帳 14』文春文庫、2000年、247−248頁。

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初日の授業を終えた土曜日の夕方。
全力投球にて卒倒状態だったのですが、一旦ホテルへ戻ってから再び夜のサッポロの町へ。

北海道の皆様が酒席を用意してくれているということ、そして授業の参加者の方も記念にと集まってくださることになっていたので、札幌駅南口の大丸百貨店へむかったわけですが、この日も肌寒い一日でしたw

目的地は、「THE BUFFET(ザ・ブッフェ) 大丸札幌」。

百貨店8Fの見晴らしのいい一角に位置するバイキング形式のブッフェです。


会場から一旦ホテルへ戻り、それから出かけましたので到着したのは19時前ぐらいでしょうか。夕方からそうそうにはじめていて、すでにできあがり始めていた仲間たちと合流して乾杯!

ここは食べ物も作り置きではなくきちんと小分けして提供するスタイルのバイキングですが、食べ放題だけでなく、飲み放題もついてい、たいていのアルコールはそろっているのですが、やはりウリは北海道限定「サッポロクラシック」。

がぶがぶとのみつつ、美味しいお料理も好きな分量だけ愉しませていただきました。

閉店時間に関連するオーダーストップはありますが、時間制というわけでもありませんので、美味しいお料理とお酒で、ゆっくりと楽しいひとときを過ごさせていただきました。

早めに並んで場所取りをしてくださった皆様ありがとうございます。

すでに私が来店した時は、30名ぐらいの長蛇の列でした。店舗の形式上予約ができないからなのですけど。

いやしかし、いろいろがっつり呑み、がっつり頂きました。

これで男性、3,300円(女性は3,100円)。

安いよなあ、ホント。



■ THE BUFFET(ザ・ブッフェ) 大丸札幌
〒060-0005 北海道札幌市中央区北5条西4丁目7番地 大丸札幌店 8階
営業時間:17:30−22:00(入店ストップ21:00 オーダーストップ21:30)
buffet.jp







⇒ ココログ版 旨いもの・酒巡礼記:北海道・札幌市編「THE BUFFET(ザ・ブッフェ) 大丸札幌」: Essais d'herméneutique




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