君神聖なる普通の存在を、君ら大地と生命を最後の光の矢が放たれるまでわたしは歌う。
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終わりを告げた一日のわたしを浸しわたしを満たす輝きを、
未来を予兆するひとときを、過去をくり帰すひとときを、
咽喉をいっぱにふくらませつつ、君神聖なる普通の存在を、
君ら大地と生命を最後の光の矢が放たれるまでわたしは歌う。
−−ホイットマン(鍋島能弘・酒本雅之訳)「日没に歌う」、『ホイットマン詩集 草の葉 下』岩波文庫、1971年、258頁。
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日曜日。
北海道での倫理学スクーリング最後の時間は試験。
試験が終わると、ひとりひとりが教室を出て自分自身の生活の場へとかえっていく。
うれしさ・よころびと同時に、一抹の寂しさもなんだかかんじてしまう。
そうした夕べ。
すべて終わるとあわただしく札幌駅へ。
そこから千歳空港へと。
翌日は朝から短大で講義・
その「普通の存在」であることの神々しさ。
そんなことをときどき実感します。
さて……。
写真は、新千歳空港のライオンで頂いた石焼きジンギスカン。
サッポロクラシックと北海道ケルナー 辛口。
味わいがほろ苦いねい。
⇒ ココログ版 君神聖なる普通の存在を、 君ら大地と生命を最後の光の矢が放たれるまでわたしは歌う。: Essais d'herméneutique