私の上なる星をちりばめた空と私のうちなる道徳的法則……の記録
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ここに二つの物がある、それは――我々がその物を思念すること長くかつしばしばなるにつれて、常にいや増す新たな感嘆と畏敬の念とをもって我々の心を余すところなく充足する、すなわち私の上なる星をちりばめた空と私のうちなる道徳的法則である。私は、この二物を暗黒のなかに閉されたものとして、あるいは超越的なもののうちに隠されたものとして、私の視界のそとに求め、もしくはただ単に推測することを要しない。私は、現にこれを目のあたりに見、この二物のいずれをも、私の実在の意識にそのままじかに連結することができるのである。
−−カント(波多野精一ほか訳)『実践理性批判』岩波文庫、1999年。
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1枚目 22:21頃
2枚目 22:55頃
3枚目 23:06頃
4枚目 23:55頃
5枚目 翌11日、0:06頃
すべてFUJIFILM F550EXRにて手持ちマニュアル撮影。
1〜4:ISO800 f5.3、1/8
5 :ISO1600 f5.3、1/15
仕事の合間に少し取ったのですが、まあ、コンデジでは取れている方でしょう(汗
しかし、一眼レフ持参すべきだった……数年後の再会時に挑戦でしょうかw
まあ、いずれにしましても、夜空を見上げながら、そしてお月様やお星様と対話しながら、対話する自分をまた考えてなおしてみたりするなかで、イマヌエル・カント(Immanuel Kant, 1724−1804)の言葉を少し思い出した次第です。
いやはや、今日ほどカントの言葉のリアリティを感じた日はなかったという話です(ぇ
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