大自然

日記:晩秋の里山

すこし時間があったので大麻山(香川県善通寺市、三豊市)をぶらり。都内でいたとき、街角の均整のとれた紅葉に秋の深まりを感じたものですが、思えば、人工的に重ねられた木々。※大学とか公園とかですもんね。里山だと紅葉だけではありませんが、一斉に色が…

日記:河津桜

近所のお寺の河津桜が見頃になっておりましたので、記録として。

日記:白梅

勤務先エントランスの白梅が見事に咲き誇りはじめましたので、その記憶として。 撮影は、オリンパスのSZ-10。

日記:2016年、東京の降雪

昨年は、豪雪に見舞われませんでしたが、2016年1月18日(月)の降雪は、結構なものでしたので、その記録として。

日記:夜桜 2015年 東京

近所で撮影したものですけど、風物詩として。 (Canon IXY3にて撮影)

日記:キャンパスの紅葉 2014年。

Xマウントのカメラを使ってみたく、ミラーレス一眼レフをエントリーモデルですが富士フィルムのX−A1に更新してみました。標準のズームレンズ(16−50mm f/3.5−5.6)の出来合いが抜群と聞いておりましたが、非常によく写ります。近いうちに単焦点の広角を…

日記:2014年の夜桜

「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」とは『古今和歌集』に在原業平が寄せた秀句。まだ夜風はひんやりとしておりますが、夜桜がきれいに咲いておりましたので記録として残しておきます。

日記:雪の進軍氷を踏んで

- 雪の進軍作詞・作曲:永井 建子一 雪の進軍氷を踏んで どれが河やら道さえ知れず 馬は斃れる捨ててもおけず ここは何処ぞ皆敵の国 ままよ大胆一服やれば 頼み少なや煙草が二本 - 2月8日(土)、「雪の進軍」を口ずさみそうになるほど、東京では20年ぶ…

日記:雪降れば 冬ごもりせる 草も木も 春に知られぬ 花ぞ咲きける

- 雪降れば 冬ごもりせる 草も木も 春に知られぬ 花ぞ咲きける 紀貫之 巻6「冬歌」0323『古今和歌集』 - 2月4日火曜日、立春。東京では今季初の降雪。 翌日にはほとんど残りませんでしたその光景を残しておきます。 古今和歌集 (岩波文庫)posted with ama…

書評:トーマス・D・シーリー(片岡夏実訳)『ミツバチの会議 なぜ常に最良の意思決定ができるのか』築地書館、2013年。

トーマス・シーリー『ミツバチの会議 なぜ常に最良の意思決定ができるのか』築地書館、読了。各々が仕事を分担し複雑な共同生活を営むミツバチ。どうして高度な社会を営むことが可能か。本書は探索バチの巣分かれ行動の分析を通じてその疑問に答える。ミツバ…

覚え書:「今週の本棚・新刊:『森のふしぎな生きもの 変形菌ずかん』=川上新一・著、伊沢正名・写真」、『毎日新聞』2013年07月07日(日)付。

- 今週の本棚・新刊:『森のふしぎな生きもの 変形菌ずかん』=川上新一・著、伊沢正名・写真 毎日新聞 2013年07月07日 東京朝刊 (平凡社・1680円) 変形菌(粘菌)は、小さくて、色とりどりで、自由自在にかたちが変わる不思議な生きもの。アメーバにな…

覚え書:「今週の本棚:小島ゆかり・評 『生命の逆襲』=福岡伸一・著」、『毎日新聞』2013年05月19日(日)付。

- 今週の本棚:小島ゆかり・評 『生命の逆襲』=福岡伸一・著 毎日新聞 2013年05月19日 東京朝刊 (朝日新聞出版・1470円) ◇生物の“諭しの声”に耳を傾ける 週刊誌『AERA』に連載中の生物学コラム「ドリトル先生の憂鬱」を新編集した一冊。つまり『遺…

覚え書:「書評:自然災害と民俗 [著]野本寛一 [評者]角幡唯介」、『朝日新聞』2013年04月28日(日)付。

- 自然災害と民俗 [著]野本寛一 [評者]角幡唯介(ノンフィクション作家・探検家) [掲載]2013年04月28日 [ジャンル]人文 ■伝承からみえてくる自然観 私が探検をする理由を簡単に説明すると、自然を旅して死を身近に感じることで逆に研ぎ澄まされた生の瞬間を味…

わたつみの豊旗雲に入日さし こよひの月夜さやけくありこそ

「わたつみの豊旗雲に入日さし こよひの月夜さやけくありこそ」(天智天皇・万葉集)。 先月と同じようなエントリーで恐縮ですが、またしても葬儀にて、瀬戸大橋を渡る機会がありましたので、その寸描を残しておきます。日が沈む前なので、紅くは染まってい…

キャンパスの花々

このところ、ものすごく忙しく、なかなか更新できずすいません。 先週の金曜から授業も始まりましたの、キャンパスの花々でもひとつ。

夕波千鳥汝が鳴けば心もしのにいにしへ思ほゆ

大君の遠の朝廷みかどとあり通ふ島門しまとを見れば神代し思ほゆ(柿本人麻呂) 個人的には、瀬戸大橋を通る際は、夕暮れか早朝がベストではないかと思うのですが、葬儀で帰省した折り、ちょうど夕刻に通過することができましたので、いくつか写真を撮ってみ…

覚え書:「今週の本棚:海部宣男・評 『シロアリ』『サボり上手な動物たち』」、『毎日新聞』2013年03月10日(日)付。

- 今週の本棚:海部宣男・評 『シロアリ』『サボり上手な動物たち』 毎日新聞 2013年03月10日 東京朝刊 拡大写真 ◇『シロアリ』=松浦健二・著 (岩波科学ライブラリー・1575円) ◇『サボり上手な動物たち』=佐藤克文・森阪匡通、著 (岩波科学ライブラ…

覚え書:「今週の本棚:小島ゆかり・評 『月の名前』=文・高橋順子、写真・佐藤秀明」、『毎日新聞』2013年02月17日(日)付。

- 今週の本棚:小島ゆかり・評 『月の名前』=文・高橋順子、写真・佐藤秀明 毎日新聞 2013年02月17日 東京朝刊 (デコ・2625円) ◇「銀の皿」に寄せる古今の詩歌のゆたかさ 詩人・高橋順子と写真家・佐藤秀明のコンビによる『雨の名前』『風の名前』『花…

我が宿は 雪降りしきて 道もなし 踏みわけてとふ 人しなければ 

- 我が宿は 雪降りしきて 道もなし 踏みわけてとふ 人しなければ 読人知らず −−三二二、「巻六 冬歌」、『古今和歌集』。 - 2013年初の東京での降雪。記録的に写真で少し残しておこうかと思います。東京都・小平市周辺の様子ですが、15cmぐらいつもって…

覚え書:「今週の本棚:中村桂子・評『なぜ地球だけに陸と海があるのか』=巽好幸・著」、『毎日新聞』2012年04月29日(日)付。

- 今週の本棚:中村桂子・評 『なぜ地球だけに陸と海があるのか』=巽好幸・著 (岩波科学ライブラリー・1260円) ◇水ゆえに大きく変動するこの星のしくみ 地球に陸と海があるなんてあたりまえ、多くの方がそう思っているだろう。私の場合、仕事柄海につ…

覚え書:「今週の本棚:養老孟司・評 『生物多様性を考える』=池田清彦・著」、『毎日新聞』2012年04月22日(日)付。

- 今週の本棚:養老孟司・評 『生物多様性を考える』=池田清彦・著 (中公選書・1365円) ◇きわめて論理的な科学者の手になる「保全」論 一昨年は国連の定める国際生物多様性年ということで、さまざまな社会的な動きがあった。要するに政府から関連予算…

覚え書:「今週の本棚:海部宣男・評 『地球全史−−写真が語る46億年の奇跡』=写真・白尾元理、解説・清川昌一」、『毎日新聞』2012年4月1日(日)付。

- 今週の本棚:海部宣男・評 『地球全史−−写真が語る46億年の奇跡』=写真・白尾元理、解説・清川昌一 (岩波書店・4620円) ◇はるかな時を刻む私たちの大地 文学や映画であまりにも有名な、ドーバーの白い崖。本当に真っ白く、そして巨大にそそり立つ…

覚え書:「今週の本棚:養老孟司・評 『カエルの声はなぜ青いのか?』=ジェイミー・ウォード著」、『毎日新聞』2012年1月15日(日)付。

- 今週の本棚:養老孟司・評 『カエルの声はなぜ青いのか?』=ジェイミー・ウォード著 (青土社・2310円) ◇共存する感覚から学ぶヒトの不思議 音がすると同時に色を感じる人がいる。これを色聴(しきちょう)という。コオロギの声が赤く、カエルの声が…

私の上なる星をちりばめた空と私のうちなる道徳的法則……の記録

1. - ここに二つの物がある、それは――我々がその物を思念すること長くかつしばしばなるにつれて、常にいや増す新たな感嘆と畏敬の念とをもって我々の心を余すところなく充足する、すなわち私の上なる星をちりばめた空と私のうちなる道徳的法則である。私は…