B級グルメ列伝:東京都八王子市:東池袋大勝軒 八王子店




「ラーメン」ではなく「中華そば」を食べたくなったとき、必ず訪れるのが『東池袋 大勝軒』。

違いは何?と聞かれれば返答に窮するのも事実ですが(汗、流行の魚介豚骨をはじめとする様々な創意工夫をした平成の名店のそれを「ラーメン」とくくるならば、昭和の“匂い”を嗅がせてくれるそれを「中華そば」と呼ぶことは大きく間違っていないのではないかと思う。

さて先日、授業が済んでから、朝から何も食べていなかったので、このままではこの後の仕事がもたないな〜と思って教員バスから降りたところ、近くに『東池袋 大勝軒』(八王子店)ののれんを発見!

さあ、もう、これはいくしかありません。

ということで、久しぶりに「中華そば」。

またしても早い夕方でしたので、お客さんは少な目。
とにかく、この店でいつも頂くのは「もりそば(つけ麺)」(ふつう盛り)です。なにしろ「元祖」になりますので。
※「中華そば」に拘るのであればふつーに「かけそば」の方を選択すべきだろうというツッコミはご容赦ください(涙

その日は、空腹でしたので、「チャーシュー」をトッピングして、めんは「あつもり」ではなく「ふつう」でお願いし、待つことしばしば。

いやはや、こんなに麺が多かったか!と驚くほどのてかてかした太麺の雄姿!
そして、においだけでおなか一杯になってしまいそうなつけつゆ。

めんにしても、つゆ(スープ)にしてもこれぞ一流の仕事といつも感心するのが「大勝軒」です。

とくにスープは、基本中の基本ともいうべき、昆布と鰹節の深い味わいと香ばしい薫りがなんともいえません。そしてここに基本を大切にする「昭和」の面影を感じてしまうノスタルジー

(写真にはうつっておりませんが)なると、チャーシュー、そしてメンマとゆで卵というスタンダードの織りなすハーモニーは中華そばの至福の光景でもります。

さて、つやつやした太麺をスープに絡ませていただきましたが、やはり、懐かしい味わい。空いていましたので、ゆっくり頂戴しましたが、ゆであげられためんは、たるむことものびることもなく、いきもののように“生きている”ことに驚きでした。

いやはや、いい仕事しております。

しかーしッ!!!

久しぶりに食べたので少し失敗!
まず、ふつう盛りでも、こちらのそばは量が多いということ。そしてそれにチャーシュー増量してまい、終盤、私自身が失速してしまったということです。とにかく完食しましたが、正直少し「キツ」かったのは否定できません。

これは量の過多よりも、私自身の食が細くなったことなのでしょう。

しかしいずれにしても、また立ち寄らせて頂くことにはかわりありません。

今回は八王子店の利用ですが、店舗によって限定メニューも用意されていると聞き及びます。食べ比べるのも楽しみの一つかもしれません。

しかし、そしてくどい話ですが、食が細くなった事実には、我ながら忸怩たるものがあります。





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