覚え書:「みんなの広場 ヘイトスピーチへの判決 支持」、『毎日新聞』2013年10月16日(水)付。


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みんなの広場
ヘイトスピーチへの判決 支持
大学生 23(埼玉県草加市

京都の朝鮮学校近くでヘイトスピーチを繰り返した団体に対し、京都地裁が街頭宣伝などを人種差別と認定し、約1200万円の損害賠償などを命じた判決を強く支持する。ヘイトスピーチを黙認することは自らの国をおとしめる行為に他ならない。日本は、7年後に東京五輪を開催するという国際的な使命と期待を担っている。その国で、特定の民族を言葉の暴力で萎縮させる行為が国際社会における日本の信頼失墜を招くのは容易に想像できることだ。
 同じ日本人ですら、むしずが走る言葉を公共空間で連呼する団体がいる国で、人類の平和の祭典であるオリンピックを開く資格があるのだろうか。
 たとえ来日した外国人におもてなしの心を伝えても、彼らの目には白地らしく映るであろう。ヘイトスピーチを繰り返す団体は、裁判所の判決を真摯に受け止めてもらいたい。
    −−「みんなの広場 ヘイトスピーチへの判決 支持」、『毎日新聞』2013年10月16日(水)付。

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判決全文(マスキング版): 在特会らによる朝鮮学校に対する襲撃事件裁判を支援する会(こるむ)


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