覚え書:「今週の本棚・新刊 『選挙ってなんだろう!? 18歳からの政治学入門』=高村正彦、島田晴香・著」、『毎日新聞』2016年1月10日(日)付。
※記録としてのこしておきますが、これシールズのパクリやん
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今週の本棚・新刊
『選挙ってなんだろう!? 18歳からの政治学入門』=高村正彦、島田晴香・著
毎日新聞2016年1月10日
(PHP研究所・1080円)
夏に行われる参院選から選挙権年齢が「18歳以上」(現行20歳以上)に引き下げられる見通しだ。「若者の政治参加」に関し、安全保障関連法に反対する学生団体「SEALDs(シールズ)」など積極的な動きがある一方で、20歳代が最も投票率が低く、若者にいかに政治に関心を持ってもらうかは大きな課題だ。特に新たに有権者となる高校生に対し、原発や安全保障などさまざまな意見がある政治について中立性を確保しながら教えるのは難しく、各学校で試行錯誤が続いている。
本書は、ベテラン政治家の高村正彦・自民党副総裁が、対談形式で「選抜総選挙」で知られるアイドルグループ「AKB48」の島田晴香さん(23)に日本の政治を平易な語り口調で解きほぐす。今まで関心が低かった若者にも読みやすいよう工夫され、政治理解への一助となる。
子育てや年金、雇用など若者の将来を巡る課題は山積している。高村氏は、投票率が比較的高い高齢者の福祉を優先してしまう政治家心理を解説。「若い人こそ『自分たちは損をしているんだ』と投票に行ってもらいたい」と呼びかけ、若者の積極的な政治参加を促している。(田)
−−「今週の本棚・新刊 『選挙ってなんだろう!? 18歳からの政治学入門』=高村正彦、島田晴香・著」、『毎日新聞』2016年1月10日(日)付。
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