覚え書:「【東京新聞の本】文豪に学ぶ 手紙のことばの選びかた 中川 越」。

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東京新聞の本】

文豪に学ぶ 手紙のことばの選びかた
中川 越

筆不精さんも筆まめさんも、文豪の知恵を拝借して、ちょっと気の利いたお便りを書いてみませんか?
「いまどきLINEとかメールがあって、通信手段には事欠かないのに、わざわざ手紙なんて!だいいち決まりごとがたくさんあって面倒くさい! でも、お礼状は書かないといけないし……」 
もちろん決まりごとは大事だけれど、かの文豪たちだっていつも格式ばった手紙ばかりを書いていたわけではありません。語りかけるように、思いつくままに書かれた手紙のことばたちは、生き生きとして、飾り気などありません。
大事なのは「キモチ」を伝えること。「儀礼」が「偽礼」になってしまっては本末転倒です。
是非とも本書に収録した漱石や鴎外、芥川や太宰たちの珠玉の手紙のことばから「気持ちを伝える極意」を学んでみてください。
   
【著者紹介】
一九五四年東京都生まれ。生活手紙文研究家。雑誌・書籍編集者を経て、執筆活動に入る。古今東西・有名無名を問わず、さまざまな手紙から手紙のあり方を考える。また、近代文学の文豪たちの書簡を手がかりに、手紙の書き方の奥義を学びその成果を紹介するなど、多様な切り口から手紙に関する書籍を執筆し、手紙の価値や楽しさを伝えている。主な著書に、『漱石からの手紙』(CCCメディアハウス)、『夏目漱石の手紙に学ぶ 伝える工夫』(マガジンハウス)、『文豪たちの手紙の奥義』(新潮文庫)、『実例 大人の基本 手紙書き方大全』『名文に学ぶこころに響く手紙』(以上、講談社)、『気持ちがきちんと伝わる! 手紙とハガキの書き方新事典』(朝日新聞出版)、『年賀状のちから』(CKパブリッシング)、『手紙遺産』〈朗読〉(キクボン)などがある。その他、文部科学省検定教科書『高等学校 国語表現?』(第一学習社)に、「心に響く手紙」が収載されている。NHK・Eテレ「知恵泉」、NHK総合「視点・論点」「あさイチ」に出演するなど、手紙にまつわる活動は多岐にわたる。
    −−「【東京新聞の本】文豪に学ぶ 手紙のことばの選びかた 中川 越」。

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